結婚式には感動的なシーンが幾つかありますが、そのひとつは新婦の入場。

音楽がプレリュードから結婚行進曲(など)に変わり、ゲストや家族、そして新郎は少し緊張と喜びが重なった面持ちになる。そして新婦はお父様(など)にエスコートされて、バージンロードを歩いて入場。

さあ、ここで質問です。

新婦とエスコート、誰が右で誰が左に立つか知っていますか?

私がプロフェッショナル・ブライダル・コンサルタントの選定を受けている全米ブライダルコンサルタント協会によると、新婦はエスコートの



この由来ですが、次のような話をどこかで読んだことがあります。

中世ヨーロッパで結婚式の最中、新郎以外の男性が新婦をさらって行くという事件があり、それ以来エスコートは腰に刀をさして式場に入場するようになった。多くの人は右利きで左の腰に刀をさしていたので、万が一の際、新婦に怪我をさせずに刀を抜るよう新婦は側を歩くようになった。

また新婦が側を歩くことによって、次のような利点もあります。

① 入場の際は祭壇向かって側、そして退場の際は左側を歩くことによって、参列者全員が新婦を間近で見ることができます。

② 祭壇で新婦を新郎に渡し、エスコートが自分の席(左側最前列)に座る際便利です。特に、新婦のドレスのトレーンが長いものであったりすると、エスコートはトレーンを踏まないように気をつけながら、ぐるっと新婦の後を回らないといけないので大変。

でも映画やテレビドラマなどで観る挙式シーンは、新婦がエスコートの側のことが多いのです。それに、私が持っているあるウエディング関連の本(英語と日本語)でも新婦はエスコートのとなっています。

確かに新婦は新郎の左側に立つのだから、左側を歩きたくなってしまいます。(私も自分の結婚式では父の側を歩いてしまいました ぶぅ~;* 

この春、ナパの教会で結婚式をコーディネートしたときも、教会専属のウエディングプランナーは、新婦はエスコートの!と言い張ったので、そこで揉めても「ニワトリと卵」のお話のようになりそうだったので、私が折れました。

でもサウサリートにある教会のベテラン・ウエディング担当者は、全米ブライダルコンサルタント協会のテキストと同じ意見。(ホッ)

左、右、どちらも間違いではないのかもしれませんが、私はこれからも「新婦はエスコートの」でやっていきます。