100均のアルコールチェッカー | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 昨日の記事で書いたように、自治会の役員会に出たのですが、そこで、自治会に関する資料類を纏めておく必要があると思ったので、ファイルを買おうと帰りにダイソーに寄りました。まあファイルはちゃんと買ったのですが、そこで、「アルコールチェッカーを売っているのに気が付きました。ダイソーで売るほど日常品になってしまったのかと思ったわけです。

 

 それでダイソーの商品は税込み770円でしたが、Amazon で見ると200円ぐらいの商品も結構あるようです。

 アルコールチェッカーと言えば、飲酒検問で、とりあえず口元に差し出されて、息を吹きかけろ、なんて言われる代物を思い出します。ひっかかると、風船を膨らまさせられるわけですね。

 2006年に福岡で、飲酒運転で子供3人が死亡するという事故があってそのあたりから飲酒に対する取り締まりがきつくなりました。罰則も罰金など非常に高額になりました。

 

 まあとにかくなんとか飲酒検問にひっからないようにと思う訳で、まあかつての私も。ちょっと酒を飲んだけどこれで、飲酒運転として検挙されるかどうかは、大変大きな懸念事項でした。ここで、アルコールチェッカーがあって、これくらいなら、大丈夫かどうかがチェックでき来たら、と言う需要が大きくなっているものなのでしょうか。

 

 まあ思えば、検問に引っかからない程度までは飲みたい、と言ったみみっちいことをつい考えてしまうのが酒のみの考え方なのです。よく使われた標語としては「飲むなら乗るな、乗るなら飲むな」だったと思おうのですが、酒のみ:さらにはアル中予備軍にとってはそれができなかったのです。

 今断酒して、どんな時でも平然と飲酒検問に建ち迎えれるようになってみると、当時の、飲酒検問への恐怖、不安がなんと情けないものだったかと思ってしまうのですが、まあそれは苦労して酒を止めたものだけの特権であり、止めれない人にとっては、辛いものだったと思うのです。

 

 今どき安く簡単に手に入るアルコールチェッカーを手に、これくらいなら大丈夫かなどと思いつつ、チェッカを使っては車を運転したり、止めたりを戦々恐々としている人がいるという事なのでしょうか。


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