先日測量事務所の人がやってきて、隣の家の登記図面を作るための境界確定のための立ち合いをしてほしいと言われました。
実はちょうど1年前に隣の家に住む人が亡くなりました。それでおそらく相続者が売り払うために、登記図面を作る必要が出たのでしょう。
隣の家で亡くなった人については1年前に記事を書いています。
我が家は、私が小学校に上がるときに合わせて父が建てた家の敷地に2世帯住宅を建て替えたものです。そしてお隣は父が家を建てた同時期に建った家で、亡くなった隣人は私の幼馴染なのです。
両家の家が建ったのは、1958年から59年と言ったところで、60年以上前のことで、土地の境界なんてはっきりわかるものかと思っていました。
昨日、市役所の人と、林家の反対側の隣の人と立ち合いで、確認をしました。
お隣との境界と思しきところの側溝です。側溝の立ち上がりまでが市の土地(道路)になります。そしてその奥に境界を示すコンクリ杭が見えています。だいぶ最近に工事をしたものの、杭が見えるようにそこだけは欠きが作ってあるのがわかります。
そして今回の確認のしるしにプレートが溝の底に設置されています。
また道に面していない部分の境界にも
後の工事で埋まっていますがコンクリ杭があって、境界点は明確にわかりました。
また今度の立ち合いには関係ないですが、我が家の裏側の家との境界も見ると
同様のコンクリ杭が残っているのがわかりました。
まあ、戦後すぐに焼け跡に建てた家とかそういったものではなく、高度成長がはじまるころ、ちゃんとした宅地造成がされたところに建てた家なので、区画も明確に区切ってあったようです。
それにしてもこれでどうやら隣の家も売られるようです。我が家の向かいとその隣も昨年、当時の人が手放して新しい家が建ちました。今度は隣の家も新しくなるのでしょう。まあ60何年もたてば代替わりして土地建物も手放すことになるのですが、私自身もこの地に長く住んで、もう先が短いことを痛感するのです。
杭の写真を撮っていたらロウバイが咲き始めているのに気が付きました。