口臭を気にする | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 肉料理などしていて、ニンニクをしっかり効かせるととてもおいしいのですが、食べてからしばらくすると、吐く息が結構臭うのを感じます。臭覚は慣れていくと感じにくくなっているので、自分の口臭はあまりわかりません。それでも感じるとなると、他人からすればかなり臭うのだろうと思うべきなのです。だからそんなときは、気を付けて、人に息を吹きかけないようにしなければと思ったりします。

 しかしかつては、口臭を気にすることが日常的でした。それはもちろん、ニンニクを食べた後の匂いではなくて、息の酒臭さを気にしていたのです。

 

 独身の頃は毎晩必ず1升は飲んでいましたから、ほぼ毎朝二日酔いでした。ひどい時は息がアルコールの蒸気その物のようにすら感じられることがありました。そんなときは水をがぶ飲みしたり、ミントのペレットを噛んだりしてごまかそうとしていました。でもそんなことでごまかせていたはずもありません。先に書いたように自分の口臭はあんまり感じなくなってくるので、ごまかせているような気がするのですが、おそらく他人からすればものすごく臭かっただろうと思います。

 

 それでも気にはしていて、人と面と向かったりしないようにして、とにかく人に息を吹きかけないように気を付けていたものです。そんなことをしているうちにいつでも人と正面を向いて話ができなくなっていました。まあしかし、そっぽ向いても会話をする距離では酒臭さをごまかせていたとも思えないです。結局いつも話をするときにもそっぽを向き尚且ついつも酒臭い失礼な男と思われていたのでしょう。

 断酒してからはそんな気遣いは必要がなくなったわけですが、それでも断酒を始めて間もないころは、人に息がまともにかかりそうになると慌てて顔をそむけてしまうことがあって、息を気にすることが身に沁みついてしまっていると感じたものです。

 

 まあ、何とかしばらく断酒を継続で来てからはそんなことも無くなりました。それであまり口臭を意識し無くなって、今度はニンニクを食べた後で、人に口臭で迷惑をかけることがあるかもなんて思っています。


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