酒が必要な時 | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 酒が手放せなかったころには、酒が必要な理由をいくらでも言い立てることができました。でも今の私は断酒してから12年近くになります。そして酒が無くても生きていけるし、普通に生活できていることを何年も証明し続けているのです。

 

☆既成概念から離れて、まったく新しいインスピレーションを得たい。 芸術なんかの分野で、全く新しいインスピレーションがを得るために酒を飲むというのはまあありがちかなと思われます。

 

 酔った感覚、陶然とした意識、 そんな瞬間が飲んでいるときにあります。酔っぱらってしまって何もわからなくなってしまうともう記憶や意識が途切れてしまって無駄な時間に成り下がるのですが、その寸前、  なんというか、飛行機が離陸する瞬間みたいなものですね。地面と言う縛りから離れる時と言うのか。  何かの束縛から離れる瞬間に、なにか既成概念に縛られない自由の発想ができるのでは、そんな気がします。

 

 芸術分野で、職業的に作品を作り出し続けっることが求められて、インスピレーションが得られないときに酒を飲むというのはわかるような気がします。でも、さぞかしそのうちに酒を飲まないとインスピレーションが得られなくなって、のべつ酒を飲み続けるようになり、結果的にアルコール依存症になる、そんな結末しか見えません。

 

 まあ私は職業的芸術家ではないので、無理からにインスピレーションを得る必要が無いので、酒が必要と言うことにはなりません。そんな職業だったら、断酒は出来ずに命を削るしかないのでしょう。

☆現代の社会は複雑で、かつ変化が速いものです。そこで生きていくには少なからぬストレスに耐えなければなりません。それぞれの人の性格、感受性、環境 がそれぞれ違うので、ほとんどストレスを感じない人もいあるだろうし、逆にとても生きていられないと感じる人もいます。

 

 とても生きていられないと思う人も酒を飲めばその刹那だけは、ストレス・生きづらさを忘れることができて、何とかその場を凌いで生きていけるということもあります。それを重ねて、何とか生き続けているという人もいてそんな人が酒を止めるためには、ストレスの原因から離れることが必要です。人それぞれの事情があって、ストレスから逃れる算段があれば断酒できるかもしれませんが、それがかなわないと、さっから離れられないということになってしまいます。

 

 私は幸いにも、ストレスをやり過ごす、生きづらさを忘れる、と言った酒を飲むことはありませんでした。ありがたいことです。

 

 だから私はのうのうと、断酒を続けて入れるという事です。きっと私はラッキーだったのでしょう。


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