今日の例会で、病気で体調が悪いのを酒を飲んでごまかそうとしたけど・・・・・と言った体験談をしている人がいました。斯く言う私も、何かにつけ、不具合、不調がると酒を飲んでごまかしていたことを思い出しました。
タバコも酒も18歳ぐらいから飲んだり喫んだりするようになっていたのですが、24歳ぐらいの頃にタバコを止めようと思い立ちました。その頃はきつい煙草をバカバカ吸っていたのですがそれをいきなりやめたもので、ニコチンの離脱症状で指先はしびれるし、喫煙欲求が出てイライラして勉強とか(その頃はまだ学生でした)手につかなくなってしまうのです。
そこで、ジンのボトルを用意していおいてそれをラッパ飲みして、喫煙欲求を逸らそうという暴挙に出たのです。ジンのラッパ飲みではどっちみち何も手につかない同じなのですが、それを毎夜一週間ほど続けて何とかタバコを止めることができました。
まあそれから半年ぐらいして就職して生活環境が大幅に変化したことにより、また吸いだしてその時の禁煙はあっさり終ってせっかくの暴挙も無駄になってしまいました。
酒でごまかす、別の例ですが
これも学生時代です。学部の卒業には卒論を提出しなければなりません。実験は終わったし、内容の下書きも一応できたということで、最後の清書が残っていました。それを、研究室にみんなで泊まり込んで終わらそうということになりました。まあ、みんなでワイワイやれば、嫌なことも何とか一気に済ませれるだろうという事です。私はその徹夜のためにビールをしこたま買い込んできました。そしてビールをどんどん飲みながら快調に清書を進めていったのですが、ビールが切れて、時間も深夜になってくると、眠くなるし、作業の手も進まなくなってしまいました。
それで、研究室を戸棚を漁って、ジンのボトルを見つけ出しました。そして眠くなると、ジンを一杯ひっかけては勢いをつけて、作業を進めることでどうにか最後まで清書を終わらせることができました。
酒を飲めば眠くなりそうなものですが、若さで強い酒をぐっと飲むことの勢いで、作業を進めていたのです。
ま、タバコを止めるために酒を飲むとか、眠気覚ましに強い酒を飲むとか、まともな人の思いつくところではありませんが、酔っ払い脳にとっては、ありがちな?行動だったと言えるのでしょう。