この日は両親が上京しており、


歌舞伎座の桟敷席にご招待!


私も座ったことがないから羨ましい~


んで、桟敷席からの眺めをパチリ。



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■御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)


「浮世柄比翼稲妻」の一幕。


お尋ね者の白井権八の暗闇での立ち回りと、


大親分・幡随院長兵衛の台詞がみどころ。


梅玉の権八、幸四郎の長兵衛はさすがこけら落としという感じでしたが、


最近の幸四郎はめっきり台詞回しが悪くなり、聞きにくい・・・


非常に残念です。



■助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)


成田屋の團十郎・海老蔵にのみ主演を許された本作。


歌舞伎十八番の中でも「勧進帳」と人気を二分する、屈指の大名作です。


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二時間を超える作品でありながら場面は三浦屋の前から動かないのですが、


個性豊かな登場人物が入れ代わり立ち代わり登場するので飽きさせません。



ヒロイン・揚巻は福助。玉三郎が良かったなぁと配役発表の時には思っていましたが、


なかなかの女郎ぶり。「間夫がいなけりゃ女郎は闇」という啖呵も決まっていました。



開幕から1時間近く経ってから登場する主人公・助六は海老蔵。


色男ぶりは先代を凌ぐか。


兄に喧嘩の売り方を教授するシーンは、


以前の事件を思い起こさせ洒落になってなかったですが、


相手を激昂させる決め台詞である


「こりゃまた、何のこったい」は本当に憎たらしくて観てるこっちもムカつきました。


上手いわ、海老蔵。



通人役は三津五郎。


さよなら歌舞伎座公演では勘三郎が演じ、


こけら落としでも彼が演じたに違いない役です。


三津五郎も勘三郎を意識して演じていたようでした。


通人はアドリブや時事ネタを散りばめ場を盛り上げる役。



「股をくぐれ」と喧嘩をふっかける助六と新兵衛の兄弟との掛け合いが見もの。


「じぇじぇー!」と朝ドラのごとく驚いたり、


「いつくぐるの?今でしょ!」と股をくぐったり、


花道ではスマホで海老蔵のブログをチェックしたりやりたい放題。


しかし引っ込みでは團十郎と追悼し、海老蔵とその息子に期待をかける、


泣かせる場面もありました。



こけら落とし三ヶ月のトリを飾るに相応しい本作。


これからチケットを取るのは困難かもしれませんが、


江戸歌舞伎の粋が詰まっている名作ですので、


今後上演がある際は是非、観て頂きたい作品です。


きっと歌舞伎を好きになるので。


今回、招待した両親のように。