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カーヴ・ドランジュ たかお社長のブログ

ワインショップを経営する日々のよしなし事、酒を飲みながら思うこと、だらだらと書き連ねております。

久しぶりに日本橋の電器屋街を歩いてみたが、もはや電器屋街なんて面影は全くなくなって、知ってる電器屋みな潰れ、何度も行ったオーディオショップも中国人韓国人向け免税店になっており、さっぱりわやでんがなまんがな。


日本橋の1本裏の通りは『おたロード』なんて呼ばれてるらしくて、オタクのみなさん向けのフィギュアのショップとかメイド喫茶なんかに『おたロード店』なんて支店名がつけられておる現状は地元の人間としては、心淋しく、他人の故郷に勝手に怪しげな名前つけんなよって呟いてみても多勢に無勢、リュックのお兄さん達にヒステリー起こされても困るので、沈黙は金なりで黙って行き過ぎる。
徐々に日本橋の通天閣よりの方からそういった店が進出してきてるのは知ってたけど、今や完全制覇という感じであります。破れ去る旧電器店。とかって、やや郷愁を感じてみても、自分の財布の中にはヨドバシカメラやらヤマダ電機のカードが入っておるのだから仕方あるめぇ。地元民ですらこの体たらく、いわんや一般人をや。
でも、あの名前は止めて欲しいな。人に説明するときに、『あー、おたロードの近くですか』って言われてガッカリしたことあるから。

僕たちは仕事柄バーに行く機会も多いくて、しかも店の方と知り合いであることがほとんどだから、注文する際に迷うなんてことはまず無いのだけれども、一般のお客さんの話を聞いてると、最初にオーダーするのが難しいというか怖い…って声もちょいちょい聞くのです。

実際には、バーに行き慣れてる方も大概は毎回同じものを注文してて、わからなかったら店のマスターに聞くというだけのことなんだけどこれがなかなか初めての人には敷居が高いようですよ。


前から思ってたんだけど、バーもカクテルメニューとか作らないとあかんのじゃないですか!?


『バーは数限りなくドリンクがあるんだから、メニューなんて作れ(ら)ない』というのが、なんだか美学のようになってましたが、この発想が若い層のバー離れを加速してるんじゃないのかいとも思ったりします。

実際のところ、ロンドンのバーではかなりきっちりしたカクテルメニューブックがある。カクテル名、材料、味わいの説明、そのカクテルのいわれというか蘊蓄…などなどが書かれてて読んでても面白いし何だかそそられたりする。

『何でも言ってください。何でも作れますから。』というのはちょいと高飛車に聞こえませんか?

商売的にも、同じものがまとまって出た方が食材等管理しやすいでしょ?

お客さんの立場になったら、メニュー見て『これ下さい』の方がいい易いし楽しいと思うんですけどいかがでしょうか。

オススメメニューだけでも作ってあげたら、一見さんとか取りやすくなると思います。

来ていらないんなら別ですけど。


ロンドンのバーでパクッてきた(Oops!失礼!)メニューブックも数冊あるので、ご覧になりたい方はおっしゃってください。なかなかに好いと思います。



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VAT69の1980年くらいのローテーションか。2Lです。でかい。インパクトある。でもオールドだから結構高い。


26,950円。北新地店のみで販売中。だって1本しか無いんだもん。


今日は北新地は人が少ないわ~。花火のせいかな。花火の音だけは聞こえてるけど全く見えない北新地店で更新中。花火見たいわ。


ハイエストマウンテンの最後に上がる恒例の花火しか見てないもんね。