利根川自転車道　東武日光線鉄橋

またまた本日も利根川自転車道。

群馬県内の利根川自転車道はカーブが多く歩行者も多いので走行には気を使います。
本日は過ぎ去る夏を惜しんで無心の走行を楽しむというか、もがき苦しむというか
とにかく歩行者を気にせずに走りたいということで前回に続き下流方向へ。

この３連休で雨の心配のない日は今日しかないとあれば、出動するロードバイクも
多いと思いました。
しかし、すれ違うロードバイクばかりで進行方向には人影が見えません。
時速３０ｋｍをキープしていたら前回と同様、上武大橋を過ぎたところで追い越され
ました。

「待ってました」と距離を空けて追走を始めます。
しかし、今回は時速３４ｋｍ前後でジワジワと離されはじめました。

ここまでの走行距離はまだ２５ｋｍほどです。
追いつこうと思えば追いつける速度なのですが本日の走行予定は１２０ｋｍ。
ここで無理して追っかければ足を使い切る心配が出てきて、どうしたものかと
思案していると　・・・
なんと、刀水橋の信号を渡った所で前を行くローディーは足を止め惰性走行。
インターバルトレーニングでもしていたのでしょうか。

とうちゃん、ホッとした気持ちで追い越して再び３０ｋｍ走行に戻しました。
呼吸がおちついたところで妻沼グライダー滑空場。

離陸準備する機体が見当たらないので走行に戻ろうとしたら、先ほどのローディーが
通過し、また一人通過。
これは追いかけなければと、２００ｍほど先になった２人を追いかけます。

幸い、先行する２人は前回ほどの速度は出していなかったので２ｋｍほどの追走で
追いつきました。
近づいてみると先頭が入れ替わっていました。

再び同じ人を追走。

先ほどの速度は出ていなかったのでここはすんなり追い越し。

そして入れ替わった人をロックオン！！

行田サイクリングセンターはもうすぐなので、ここは頑張って追い越しをかけ
サイクリングセンターに到着。

いつも床で寝そべっているニャンコは受付窓口でマッタリ。

給水をして先に進みます。

昭和橋を越えても人影なし。

羽生スカイスポーツ公園に来ても人影なし。

加須未来館でも人影なし。

前回はここで引き返しましたが今回はまだ前進。
久し振りに埼玉大橋をくぐります。

アンダーパスを上り切るとロードバイク発見。

ゆっくり走行している人だったので、すぐに追い抜くとその先には
「おおとね童謡のふる里室」がある建物。

作曲家下總皖一（しもおさかんいち）の生誕の地にちなんで、ここに数々の資料を
展示しているそうです。

更に進んで東武日光線のアンダーパスを通過すべく河川敷に下ったところ
水溜りがあり停止。

この先、水溜りが数箇所見られ、しかもヌメヌメした藻のようなものが見えています。
水溜りを歩いて通過したくないし、乗って通過はなお危険と判断、走行距離も
５９ｋｍに達していたのでここで引き返すことにしました。

ロードバイクの向きを変えたらちょうどクロスバイクの人が水溜りに突入。
ズリッと音がしたので振り返ると足を着いていました。
危なかったですね。

フラットペダルだったので事なきを得ましたが、ビンディングペダルだったら
落車していたことでしょう。

「おおとね童謡のふる里室」に戻ったところで休憩。
ここには「カスリーン台風の碑」と「決壊口跡」の碑があります。

ちょうど６９年前の９月１６日午前０時過ぎにこの場所で堤防が決壊し、影響は
東京湾まで及び甚大な被害をもたらしたそうです。

この辺りはいまだに「スーパー堤防」工事が行われています。
「スーパー堤防」は斜面のゆるい幅広い堤防です。
草刈りが終わったばかりの加須未来館のあたりはその様子が良く見て取れます。
自転車道の両脇の草地が堤防の斜面です。

帰路はなかなか前方に目標が見つからず、ややダレてきて速度はもう３０ｋｍを
こすことはなくなりました。
そんな時、妻沼グライダー滑空場を通り越したところで追い越されました。

追い越された途端に目が覚めたとうちゃん、追いかけます。

時速は３０ｋｍほどだったので丁度良いスピード。
しかし、２ｋｍほど追走したところで先行者はウォーターボトルを取り出すと同時に
ペースダウン。
すぐに距離が詰まってしまったのでとうちゃんは加速して追い抜き。
加速しても時速３３ｋｍがやっと。
追いかけられたら更に力を振り絞ろうと思ったけれど、追いかけてくる様子が無いのを
見て十分に引き離してところでペースダウン。
これ以降は目標が無くなり疲れも出て時速３０ｋｍを超えることはありませんでした。

休憩がてら彼岸花を撮影。