RuneAudio も導入 | キャバリア マリーとララ ララとルル ルルとリラ

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             と
とうちゃんのロードバイク走行記録を中心にしたブログです。

ラズベリーパイにサウンドカードを取り付けた当初は、メディアプレーヤーとして
Volumio か RuneAudio のどちらを使うか少し迷って Volumio を選択しました。

Volumio をもう1台のラズベリーパイで操作し、手持ちのリモコンを使えるようにして
一段落すると RuneAudio が気になってきました。

Volumio と RuneAudio の間には因縁があるようで、もともと両者はRaspyFi という
メディアプレーヤーの開発にたずさわっていたのが RaspyFi の後継プロジェクトを
巡って意見が物別れして Volumio と RuneAudio」に別れたとか。

RaspyFi をベースにしているので Volumio と RuneAudio の画面構成はそっくり。
操作も同様で違いは画面の色くらいなものです。
まあ、フリーソフトだから問題にはならないのでしょう。

利用する側にとっては競争相手ができたのは喜ばしいことです。
どちらもガンバレ~。

マイクロSDカードをもう1枚用意して RuneAudio をダウンロードしました。
RuneAudio はまだベータ版ばかりで、最近 v0.4-beta がリリースされていますが
実験台になりたくないのでここは v0.3-beta を選択。

イメージ 1

Volumio はシステムファイルを編集する必要はありませんでしたが、RuneAudio では
使用するサウンドカードに応じて「 /boot/config.txt 」ファイルを編集する必要が
あります。( config.txt ファイルの中身はすべてコメントになっています)

「サインスマートHIFI DACサウンドカードモジュール I2Sインタフェース
Raspberry Pi B+ 、Raspberry Pi 2 Model B対応」の場合は、
「hifiberry-dacplus」を有効にします。(その行の先頭の # を削除)

イメージ 2


続いてメニューから「MPD CONFIGURATION」を選び、「Audio output」で
「 HiFiBerry DAC+ (I2S) 」を指定すればサウンドカードの設定は終了。
あと必要に応じて他の設定をセット。

イメージ 3

音源を入れたUSBメモリをセットして「Library」画面を見るとVolumio より
表示される項目がずっと多いです。

イメージ 4

USBメモリの音源を「Queue」に登録。

イメージ 5

「Playback」画面にするとアルバムアートが現れていました。

イメージ 6

40年前のイルカはこんなに細かったんだなぁ ・・・
(レンタルCDのコピーなのでジャケットは失念)

アルバムアートが見れるのはいいものですね。

イメージ 7

イメージ 8

「Library」画面に戻りウェブラジオを開いてみるとジャンル別にフォルダがあります。

イメージ 9

Jazz を開いてみるとずらずらと登録されています。

イメージ 10

その内の1つを選択して「Playback」画面を見ると何ともレトロなマイクロフォン。

イメージ 11

イヤホンでの音出し確認を終えたところでステレオアンプに接続。
音質は Volumio と大差無しに感じました。

イメージ 12

インターネットとは切り離しての再生なのでアルバムアートが出ないのが残念。

音が出るようになると ・・・
やはりリモコンで操作したくなります。

Volumio でやったのと同じ手順でいけるかと思いきや、Volumio とはリナックスの
系統が異なり少々手間取りました。

 /*================================*/
 /*            忘備録・結果のみ            */
 /*                                */
 /*        <2016年5月現在 ですよ!>        */ 
 /*================================*/

<使用ボード、OS>

 (1)Raspberry Pi 2 Model B
 (2)サインスマート HIFI DAC サウンドカード モジュール I2Sインターフェース
    Raspberry Pi B+、2 Model B対応
 (3)RuneAudio ・・・ 0.3 beta
 (4)リモコン  ・・・ Volumio と同じものを使用(作成ファイルも流用)

<設定手順>

1.lircをインストール

2./boot/config.txt ファイルに下の行を追加

  dtoverlay=lirc-rpi,gpio_in_pin=26

3./etc/lirc/hardware.conf 作成

イメージ 13


4.Volumio の時に作成した lircd.conf ファイル(リモコン信号)を

  /etc/lirc/lirc.conf.d ディレクトリに置く

5.Volumio の時に作成した lircrc ファイル(リモコン信号)を

  /etc/conf.d ディレクトリに置く

6.自動起動

  /usr/lib/systemd/system/irexec.service を作成

イメージ 14

 /*===========< おしまい >=============*/
 /*                                */
 /*    例によってこの設定がいつまで有効かわかりませ~ん    */
 /*                                */
 /*================================*/

やっぱりリモコンは必需品です。

これで、マイクロSDカードを差し替えることにより、Volumio と RuneAudio が
使えるようになりました。

当面の運用は RuneAudio かな。
早く正式版を出してもらいたいものです。

Volumio も開発が進んでいるようで、新バージョン Volumio2 のベータ版が
ダウンロード出来る状態です。
ネット情報では Volumio2 の「Playback」画面は RuneAudio と同様にアルバム
アートが表示されています。
また、ウェブラジオの構成もジャンル別に分けられ、お互いにそっくりの状態が
ますます進化しています。
Volumio2も早く正式版を出してもらいたいものです。


とうちゃんの趣味には興味を示さないマリララは階下で昼寝。

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