本格的な暑さを前に長距離走行をこなしておこうと選んだコースは群馬県内の
国道406号線。
東吾妻町と長野原町の境にあたる須賀尾峠を越えてみました。
国道406号線。
東吾妻町と長野原町の境にあたる須賀尾峠を越えてみました。
午前6時45分に出発して自宅から25km地点で最初の休憩。

国道18号線を横断して国道406号線に入り11kmほど進むと室田の交差点。
この交差点まではそれなりの交通量がありますがここを過ぎると車の通行量は減り
走りやすくなります。

国道18号線を横断して国道406号線に入り11kmほど進むと室田の交差点。
この交差点まではそれなりの交通量がありますがここを過ぎると車の通行量は減り
走りやすくなります。
2回目の休憩は53km地点のここ。
清酒「大盃」の蔵元です。


「一期一酒」というのが何ともいえません。

ロードバイクでは味わうわけにも、お土産に買うわけにもいかず水分補給だけで
出発です。
ここから3kmほど進み東吾妻町に入ると下り坂となり「忠治とまどいの松」の標識
が現れます。

横を見ると松の木が1本植わっています。

幹の太さを見ればそれほどの樹齢ではありません。
看板の裏に説明文があり、それによると国定忠次が大戸の関所破りをする際に
ここにあった松の根元で逡巡したことから「忠治とまどいの松」と言われるように
なったとのことです。
現在の松は3代目で初代は昭和12年に樹齢240年余で枯れたそうです。
清酒「大盃」の蔵元です。


「一期一酒」というのが何ともいえません。

ロードバイクでは味わうわけにも、お土産に買うわけにもいかず水分補給だけで
出発です。
ここから3kmほど進み東吾妻町に入ると下り坂となり「忠治とまどいの松」の標識
が現れます。

横を見ると松の木が1本植わっています。

幹の太さを見ればそれほどの樹齢ではありません。
看板の裏に説明文があり、それによると国定忠次が大戸の関所破りをする際に
ここにあった松の根元で逡巡したことから「忠治とまどいの松」と言われるように
なったとのことです。
現在の松は3代目で初代は昭和12年に樹齢240年余で枯れたそうです。
緩やかな傾斜とはいえ高崎から30kmほど上り続けてきた足にとっては下り坂は
嬉しいものです。
足を休ませながら5kmほど下って大戸の三叉路に到着。

自宅を出てからちょうど3時間、距離は60.53km。
以前の駅めぐりではここを右折しましたが今回は左折してまた坂を上ります。

普段なら50kmを越えたら引き返すのですが須賀尾峠を目指す今回は実質的に
この大戸がスタート地点です。
須賀尾峠まで距離13km、標高差520m、気合いを入れて10時に出発。
しかし、先ほどの5kmの下りですっかり足は下りモードに順応してしまったようで
なかなかペースが上がりません。
しばらくして現れた温度表示を見ると29℃、まだ30℃を越えてないから大丈夫と
スローペースで30分ほど進むと「須賀尾宿」の標識が現れました。

この街道は江戸時代の初めに整備された上州と信州を最短距離で結ぶ主要街道で、
須賀尾宿は茶屋、居酒屋、旅籠が立ち並び多くの旅人で賑わっていたとのことです。

で、現在の町並は ・・・

建物の並びは往時の面影が偲ばれないこともないのですが、時おり車が通るだけで
人影は全く見られません。
でも、統一された屋号表示がなかなか立派で20カ所以上見ることができました。

須賀尾宿を通り過ぎ人家が終わりかけたところにこの標識が現れました。

国道から少し脇道にはいった所に3カ所の温泉があります。
ここで少しばかり腹ごしらえをして、いきなりみすぼらしくなった国道406号線を
須賀尾峠へ向かいます。

30分ほどで須賀尾峠に到着。

ここから先は素晴らしい下り坂です。
これまで木々の中の走行ばかりで展望はきかなかったのですが長野原町に入ってから
少しづつ木々の切れ間が出てくるようになりました。


そして丸岩(標高1124m)を撮るならここという橋に到着。


ちなみに紅葉時はこんな風になります。

目を下界にやれば吾妻川に架かる新しい橋が見えます。

こんなところに何本もの橋がと思われるかもしれませんが、ここが3年前の民主党
政権時代に建設中止で一時話題となった八ッ場(やんば)ダムの建設地です。

ここからは一気に下り国道145号線のバイパスに到着。

このバイパスを少し走り吾妻川を越えてJR吾妻線の長野原草津口駅に到着。

時刻は11時55分、走行距離は81.38km。
ここから帰路となりJR吾妻線の駅めぐりのスタートです。
駅めぐりについては別の機会に ・・・
嬉しいものです。
足を休ませながら5kmほど下って大戸の三叉路に到着。

自宅を出てからちょうど3時間、距離は60.53km。
以前の駅めぐりではここを右折しましたが今回は左折してまた坂を上ります。

普段なら50kmを越えたら引き返すのですが須賀尾峠を目指す今回は実質的に
この大戸がスタート地点です。
須賀尾峠まで距離13km、標高差520m、気合いを入れて10時に出発。
しかし、先ほどの5kmの下りですっかり足は下りモードに順応してしまったようで
なかなかペースが上がりません。
しばらくして現れた温度表示を見ると29℃、まだ30℃を越えてないから大丈夫と
スローペースで30分ほど進むと「須賀尾宿」の標識が現れました。

この街道は江戸時代の初めに整備された上州と信州を最短距離で結ぶ主要街道で、
須賀尾宿は茶屋、居酒屋、旅籠が立ち並び多くの旅人で賑わっていたとのことです。

で、現在の町並は ・・・

建物の並びは往時の面影が偲ばれないこともないのですが、時おり車が通るだけで
人影は全く見られません。
でも、統一された屋号表示がなかなか立派で20カ所以上見ることができました。

須賀尾宿を通り過ぎ人家が終わりかけたところにこの標識が現れました。

国道から少し脇道にはいった所に3カ所の温泉があります。
ここで少しばかり腹ごしらえをして、いきなりみすぼらしくなった国道406号線を
須賀尾峠へ向かいます。

30分ほどで須賀尾峠に到着。

ここから先は素晴らしい下り坂です。
これまで木々の中の走行ばかりで展望はきかなかったのですが長野原町に入ってから
少しづつ木々の切れ間が出てくるようになりました。


そして丸岩(標高1124m)を撮るならここという橋に到着。


ちなみに紅葉時はこんな風になります。

目を下界にやれば吾妻川に架かる新しい橋が見えます。

こんなところに何本もの橋がと思われるかもしれませんが、ここが3年前の民主党
政権時代に建設中止で一時話題となった八ッ場(やんば)ダムの建設地です。

ここからは一気に下り国道145号線のバイパスに到着。

このバイパスを少し走り吾妻川を越えてJR吾妻線の長野原草津口駅に到着。

時刻は11時55分、走行距離は81.38km。
ここから帰路となりJR吾妻線の駅めぐりのスタートです。
駅めぐりについては別の機会に ・・・
吾妻川沿いにJR吾妻線と平行に走る国道145号線を下流方向に進むと
山の上から眺めた橋の3号橋に到着。

ここからの丸岩の眺めです。

頭が丸くて絶壁の丸岩はどこからでも目立ちます。
丸山と名付けず丸岩としたのはピッタリだと思います。
山の上から眺めた橋の3号橋に到着。

ここからの丸岩の眺めです。

頭が丸くて絶壁の丸岩はどこからでも目立ちます。
丸山と名付けず丸岩としたのはピッタリだと思います。
次に現れたのは2号橋。

3年前はまだ橋桁はつながっておらず、八ッ場ダムのテレビニュースでは工事中の
T字形の様子がいつも映し出されていましたね。

ここから吾妻川を眺めてみると水の色はエメラルドグリーン。


上流には強酸性の草津温泉、万座温泉があり温泉成分がたっぷり含まれていそう。
上水道にも利用する八ッ場ダム、水質に問題が出なければよいのですが ・・・

3年前はまだ橋桁はつながっておらず、八ッ場ダムのテレビニュースでは工事中の
T字形の様子がいつも映し出されていましたね。

ここから吾妻川を眺めてみると水の色はエメラルドグリーン。


上流には強酸性の草津温泉、万座温泉があり温泉成分がたっぷり含まれていそう。
上水道にも利用する八ッ場ダム、水質に問題が出なければよいのですが ・・・
3号橋、2号橋と見てきて次は1号橋、山の上からもクレーンが見えていてまだ工事中。
手前は吾妻線の鉄橋です。

ここから少し進むと川原湯温泉の入り口ゲートが出現。

ゲートの下から上を見上げると1号橋。

八ッ場ダムが完成(完成予定は2015年度)すると川原湯温泉は全域水没します。
そしてこの川原湯温泉駅も水没。

数年後には風景が一変してしまう八ッ場ダム建設地をあとにして一路帰宅を急ぎます。
途中で見かけた温度表示は34℃、いつもなら腹ぺこのはずなのに暑さのせいで
食欲はありません。
郷原の交差点に到着したところで冷たい飲み物を求めて郷原駅へ。

時刻は13時10分、走行距離は98.84km。
手前は吾妻線の鉄橋です。

ここから少し進むと川原湯温泉の入り口ゲートが出現。

ゲートの下から上を見上げると1号橋。

八ッ場ダムが完成(完成予定は2015年度)すると川原湯温泉は全域水没します。
そしてこの川原湯温泉駅も水没。

数年後には風景が一変してしまう八ッ場ダム建設地をあとにして一路帰宅を急ぎます。
途中で見かけた温度表示は34℃、いつもなら腹ぺこのはずなのに暑さのせいで
食欲はありません。
郷原の交差点に到着したところで冷たい飲み物を求めて郷原駅へ。

時刻は13時10分、走行距離は98.84km。
自宅まで残り66km。
ここから10kmは上り坂となります。
食欲は無くとも何か食べておかなくてはハンガーノックは確実です。
冷たい飲み物で携帯食を無理やり流し込みました。
ここから10kmは上り坂となります。
食欲は無くとも何か食べておかなくてはハンガーノックは確実です。
冷たい飲み物で携帯食を無理やり流し込みました。
100kmを走行しての上りは辛いものがありました。
6kmほど上ったところで大戸の三叉路に到着。

4時間ほど前にここから須賀尾峠に向かった場所であります。
6kmほど上ったところで大戸の三叉路に到着。

4時間ほど前にここから須賀尾峠に向かった場所であります。
残り4kmを上りきればあとは下りです。
しかし、足の疲労は徐々に増してきてペースは落ちるばかり。
なんとか「忠治とまどいの松」までたどり着き待望の下り坂に突入。
しかし、足の疲労は徐々に増してきてペースは落ちるばかり。
なんとか「忠治とまどいの松」までたどり着き待望の下り坂に突入。
しばらく走行すると通り雨があったようで路面がビショビショです。
でも、そのおかげで気温がぐっと下がり暑さからしばし解放されました。
しかし高崎市に入ると雨が降った様子はなく熱気ムンムン、暑さの倍返しをくらった
ようで疲労の蓄積が増すばかりです。
でも、そのおかげで気温がぐっと下がり暑さからしばし解放されました。
しかし高崎市に入ると雨が降った様子はなく熱気ムンムン、暑さの倍返しをくらった
ようで疲労の蓄積が増すばかりです。
15時20分に残り25kmの地点に達しました。
いつもなら1時間で走行できるのですがもうヘロヘロとなり時速20kmを維持する
のがやっとの状態、結局1時間30分掛かって16時50分の帰宅となりました。
いつもなら1時間で走行できるのですがもうヘロヘロとなり時速20kmを維持する
のがやっとの状態、結局1時間30分掛かって16時50分の帰宅となりました。
走行データ
走行距離:165km
所要時間:10時間05分
実走行時間:7時間52分
平均速度:20.9km
走行距離:165km
所要時間:10時間05分
実走行時間:7時間52分
平均速度:20.9km
<< 反省 >>
帰宅して体重を量ってみるとちょうど4kg減っていました。
水分補給は4リットルほどしたのですが体力の消耗は想像以上でした。
まあ、体重は3日もすれば元にもどるでしょうが、暑い時期に
長距離ヒルクライムはやるものではありません。
暑い時期は、早朝出発、午前中に帰宅がよろしいようで ・・・
帰宅して体重を量ってみるとちょうど4kg減っていました。
水分補給は4リットルほどしたのですが体力の消耗は想像以上でした。
まあ、体重は3日もすれば元にもどるでしょうが、暑い時期に
長距離ヒルクライムはやるものではありません。
暑い時期は、早朝出発、午前中に帰宅がよろしいようで ・・・