高崎城（２０１３年冬）

前橋城と高崎城は直線距離で９kmほどなので、前橋城に続いて高崎城に行きました。

高崎城の前身は鎌倉時代初期に和田氏が築城した和田城だそうです。
和田氏は帰属先を替えながらも戦国時代の北条氏に属していた時に豊臣秀吉の
小田原征伐（１５９０年）の際に前田利家・上杉景勝等の連合軍の攻撃により落城し
廃城となりました。

小田原征伐後は徳川家康の支配下になり和田城跡に近世城郭として築かれたのが
高崎城です。

前橋から高崎まで一般道を走行してスズランデパート角の交差点に到着。
城郭を感じさせる石垣があります。

しかし、高崎城には石垣はほとんど無かったそうでこの石垣は模擬とのことで
少しばかりがっかりです。

先ほどの石垣に連なるこれもモニュメント。

前橋城では現存しなかった城郭建築物が高崎城には２つありその１つが本丸乾櫓です。

この乾櫓、明治のはじめに農家に払い下げられ納屋として使用されていましたが
昭和４９年に群馬県の重要文化財に指定されたのを期に所有者から寄付され
昭和５２年に現在の場所に移築されました。
この石垣もまた模擬とのことで本来は土囲上に１m足らずの高石台があったに
過ぎないとのことです。

もう１つの建築物が東門です。

東門の内側です。

これも乾櫓と同じく農家に払い下げられていたものが昭和５５年に寄贈され
乾櫓の横に移築されました。

乾櫓と東門、払い下げられて１００年、よくぞ残っていたものです。
現在は並んで建っています。

建築物以外の遺構は土塁と堀で、乾櫓がある土塁からの眺めです。

高い建物は高崎市役所。

堀は水が汚れているのが残念。

上の堀のところにはなぜか北村西望の「将軍の孫」のブロンズ像がありました。

城に関して芸術を感じるものはこれかな。

高崎城址は桜の木が多いので花の頃にまた訪れてみます。

本日のマリララ。
かあちゃん、スイーツの工場直売所へ今年初めての出動です。

実は先週末に行ったのですが直売所が改修中でお休み。
改修後の品揃えを楽しみに出かけたら　・・・
少しばかり広くなって綺麗になったのは良いけれど
品揃えにガッカリしたそうです。

単に賞味期限切れ直前のものを少し安くしているだけで、お買い得感のある
パック詰めが少なくて買いたいと思うものが無かったそうです。
「以前の方がよかったねぇ」というお客の声も聞こえてきたとか。

ショートケーキ以外は仕方なく買ったようなものですが、マリララにとっては
食べられるものなら何でも良いようでさっそく品定め。
カップはおまけで貰いました。

夕食後のコーヒーにはもちろんこれ。

マリララもお楽しみタイムです。