イタリア再々４：当たり屋になれず

2002-2007年にバイクで旅したときの思い出話。

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いよいよローマが近づく。

スーパーのお惣菜コーナーで腹ごしらえ。やっぱイタリアは何食べても美味しい！お惣菜コーナーのピザですら、イケてる！

ローマ近くの公園。

田舎道に出ると、何やらイベントで交通整理している。前に停まっていた車がバックしだす。車の運転手側に、バイクの前輪が出ているので、後ろ見たらわかるし、車のミラーでも見えるハズ。と思ってたら、そのままバーっとバックして、ﾄﾞｽﾝと私にぶつかる。

あら～とバイクと倒れる私。怒り心頭で起き上がれない。と、救急車がきてしまった。ぶつけた相手は私に一言も謝らないどころか、見向きもせず他の人と話している。サングラスをかけたにやけた野郎だ。このイタ公め！タンクから流れ出たガソリンと、破れたズボン代を請求してやる！

救急車のドクターが英語を話せた。さらに息子は今、日本に住んでいるとか。うむむぅ、悪どい日本人にはなれなかった。当たられ損。

落ち込んで、早めに野宿。

ハァー。