シリア2:噂の真相 | 馬、大好き!

シリア2:噂の真相

シリアを走り出せた。

感激。

道は、片側3車線の快適ハイウエイ。道路の状態も良い。しかも無料。さすがオイルマネーの国やわ。アフリカの道とは大違い。

ハイウエイのおかげで、あっという間に首都ダマスカスへ着いた。でもこれは想定外。本当は、首都の手前のどっか田舎で野宿するつもりだった。日は暮れ始めてる。ヤバイ。街を夕闇の中で走るのは避けたい。街から出て寝たい。

「シリアの人は親切だ」

各地でよく聞いた、この言葉。本当だった。

道を案内してくれる警察官。ちゃんと近寄って「何?どうしたの?」と聞いてくれる街の人たち。タクシーで道案内してくれた運転手さん。みんな文句なしに親切!

ガススタで給油。入れてくれたはいいけど、ドバドバにガソリンこぼれた。負けてくれた。「自分のミスを認めて負けてくれる」。日本じゃ当たり前かもしれないけど、アフリカの後ではこれも新鮮! このガススタ24時間営業だというので、端っこでテントを張らせてもらうことにした。野宿の基本は、誰にも見つからないか、もしくはずっと誰か複数の目があるか。騒音の中でも寝れる特技に感謝。このガススタ、地図が売ってない。当分地図なしで走ることになりそう。標識がちゃんとしてるので、安心。


明日は、シリア観光の目玉。世界遺産の「パルミラ遺跡」。


<シリアの地図>

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<中東の地図>

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