独りで楽しむ音楽の光

独りで楽しむ音楽の光

いつもなんどでも・・

 

今日から遅い梅雨入りに入ったようなので湿りがちで憂鬱な朝を迎えた

 

ちょうど一年前の今日、朝出掛けに「行ってくるよ」という言葉に頷いた妻の笑顔が最後になった

 

訪問看護士から緊急の連絡を受け、急いで家に戻った時には妻の息はすでに途絶えていた

 

この一年は自分の人生の中でも最も長く、辛い日々との葛藤だった

 

妻との思い出が断片的に脳裏に蘇っては消え、楽しい思い出と言うよりは悲しみが

 

込み上げてくる方が多かった

 

自分は孤独なのだという実感が、生きる希望を押さえつけるように襲いかかってきた

 

一人の行動が人目をはばかる逃亡者のような気持ちになったけれど

 

今も一人で生きているよ...

 

 

明日は妻の法要のために湯河原まで出かける この一周忌まで頑張るのを心の励みにしてきた

 

今度も電車で三時間半かけてゆっくり行くつもりだ

 

納骨の時と同じ様に...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妻の死後、寄り添ってもらうためにウクレレ教室に通い始めたけれど

いままで眠っていた本当にやりたかったピアノをもう一度やってみよ

うという気持ちになれた...

10年以上前に買ったピアノの教本を捨てずに取っておいたのでそれを

もう一度初めからやり直すことにした。

ブランクが長かったので「音階」「調名」「音程」「和音」を基礎か

ら学び直し、合わせてヤマハの教則本「大人のための悠々塾」をベー

スに進めてゆくことにした。


 この本を選んだのは裏表紙に記されていた言葉でした。

 風がそっと木の葉を揺らすように、音楽は人の心に語りかけます。

 より積極的に、音楽を聴く楽しみから弾く喜びに変えるために 

 いつまでも、ゆっくり自分なりの楽しみ方で音楽をする喜びを満 

 喫できるようになる これが「悠々塾」の目標です


独学でまたのんびりやっていくつもりです...


 

 

今年のウクレレのレッスンも最後を終えた。

 

今回のレッスンには体験の人が加わったのでほぼ基本のコードの押さ

 

え方と、肘と手首の角度についてがメインだったので自分には復習が

 

てら丁度よい内容だった。

 

家での練習中にもやもやして悩むところを明解に教えてもらったので

 

60分があっという間にすぎてしまったと感じられた。

 

独学で少しやっていた体験の人とほぼ同レベルであることもわかった

 

ので来年はもっと上達するように頑張ろう...

 

 

今年も間もなく終わろうとしている。

 

もうすぐ妻の死去から半年になるけれど、毎日が心の不安定さとの

 

格闘だった気がする。

 

葬儀から納骨までの間は、特に気持ちの浮き沈みが激しかったので神

 

の書物に毎日触れることが心の支えとなり、前を向いて一日一日を乗

 

り切るための指針となった。

 

そして自分のこれからの人生を神と共に生きてゆくための明魂登録の

 

手続きも終える事ができたので気持ちもだいぶ落ち着いてきている。

 

これで妻と一緒のところに骨を収めることが叶う...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月から新しいグループでのレッスンが始まった。

 

ウクレレ交流会以降、ウクレレに触れる時間が減ってしまいモチベー

 

ションが落ちてしまっていたけれど、こんどは自分の居場所がようや

 

く定まったという感じがする...

 

こんどは3人のグループで、そのうちの一人は自分とレッスン歴がさ

 

ほど変わらないので、レッスンも初心者に易しく、理解し易い内容に

 

なったので家で練習しようという意欲が湧いてきて、レッスンから帰

 

って直ぐにウクレレに触った...

 

クリスマスも近いので「きよしこの夜」を練習したけれど、そのなか

 

に新しいコードのCdimとAadd9が出て来たが、コードの成り立ちを

 

鍵盤を使ってわかり易く教えてもらった。

 

ただ曲を弾くことだけを優先するレッスンではなく、大人の音楽的な

 

興味を刺激してくれる内容にとても満足している。

 

今度はしっかり練習していける気がする...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

納骨のための『神玉の儀』が湯河原にある偉光郷で行われた。

 

妻が亡くなってから142日目のことで、それまでは自宅で一緒に

 

生活をしているという想いで毎日を過ごしてきたけれど、いよいよお

 

別れの寂しさ...  遠くに行ってしまうという刹那さが...  心を巡る

 

魂は永遠であり先祖、両親たちが歩んできた『心の道』の延長線上に

 

再び生まれくることができるという「明生」の真理に導かれ、今まで

 

より運命実体を高くして幸せな人生を再び歩みだせることが叶う

 

「希望の光(みち)」だから...  これで終わりではないのだ。

 

 

 

    No matter how isolated or alone you feel, you never know

 

  what's literary Next To you

 

                                                             - Lindsey Stirling -