NHKの朝の連続テレビ小説「エール」
コロナの影響を受け途中中断を経て最後はだいぶ駆け足になりながらも無事最終話が27日に放送されました。
福島県ゆかり・福島市栄誉市民第一号の「古関裕而さん」をモデルにした作品が大団円を迎えました。
それを記念して同じ福島市民として「古関裕而さん」にまつわる話題を1回だけ触れせて頂きます。
鉄道ファンの私ですので、鉄道にまつわるヒット曲
『高原列車は行く』
を取り上げます。
「エール」最終回のカーテンコールで、
薬師丸ひろ子さんが歌われた名曲です。
1、『高原列車は行く』の歌碑…猪苗代町中ノ沢温泉。
中ノ沢温泉の中ノ沢保育所脇に設置された歌碑。
沼尻軽便鉄道(磐梯急行電鉄)は沼尻鉱山から採掘された硫黄鉱石を磐越西線の川桁駅まで運ぶために敷設されましたが、旅客輸送もしていました。
その様子イメージして作詞をしたのが、福島県出身の「丘灯至夫さん」。それに曲を付けたのが「エール」のモデルの「古関裕而さん」です。ただ古関さんが作曲された時には、この「沼尻軽便鉄道」ではなく、スイスやオーストリアの鉄道のイメージだったようで、「丘灯志夫さん」がイメージしていた曲調とはだいぶ違ったそうです。「丘さん」は『聞いている間に徐々に気に入っていくようになった』とか。
今では「古関メロディー」の中でも最も愛される曲の一つとなっております。
沼尻軽便鉄道のディーゼル機関車「DC121」と客車2両「ボサハ12」「ボサハ13」が「猪苗代緑の村」に保存されています。
2、猪苗代緑の村に保存されている、DLとPC2両。
屋根がかけられ綺麗に保存されています。
3、DC121。
東京ディズニーランドの蒸気機関車や各地のミニSLなどの製造実績がある福島市の協三工業製。
4、小さなマッチ箱のような客車。
どちらも「ボサハ12」と表記されていが、正式には手前が「ボサハ13」、奥が「ボサハ12」のようです。
5、「ボサハ12」と表記された側面。
「沼尻行」の表記。
6、「沼尻鉄道の歴史」の銘板。
猪苗代町が設置・管理しています。
7、車内はロングシートです。
車内もきれいに整備されています。
8、車内には『高原列車は行く』の歌詞プリントが貼ってありました。
この写真は「磐梯急行」末期に所属した気動車「キハ2401(またはキハ2402)」です。
本日は「エール」放送完結にちなんで『高原列車は行く』の話題を取り上げました。
最後にYoutube“岡本敦郎さん”『高原列車は行く』のリンクを貼ります。そらもぜひ
次回からは、再び『門鉄デフ』の話題に戻ります。