今日は、関西発の南福岡電車区(門ミフ)所属583系電車で昼行特急として運行されていた、
「しおじ」「はと」「つばめ」を紹介いたします。
72年3月の時刻表から
<下り>

<上り>

1972年3月15日は「山陽新幹線岡山開業」の日です。
この日から、山陽・山陰・九州方面の特急は、京都・新大阪発と岡山発の2パターンに分かれました。
昼行特急では、
「なは」「日向」「かもめ」「みどり」「まつかぜ」などが関西発で残り、
「つばめ」「はと」などがが岡山発に変更されました。
また、「おき」は「やくも」に名前を変え、岡山発に。
宇野行きの「うずしお」は廃止され、1988年4月10日の本四連絡線開業で岡山~徳島を結ぶ特急名として復活しています。
583系昼行特急もこのダイヤ改正で一部運用が変わりました。
それまで、583系で運行されていた、新大阪~博多間の「はと」は、「岡山~下関」間に区間が変更され、
1・2・4号(3号は3月運休、4月以降485系で運行)が181系に変更され、583系の運行はなくなりました。
それまで、名古屋~熊本間1往復だった「つばめ」は岡山発に変更され、一挙に6往復(4号は4月から運行)に増発、583系が4往復、485系が2往復に。
「しおじ」3往復は181系・485系・583系それぞれ1往復ずつの運行でした。
本日紹介する、583系「しおじ」「はと」「つばめ」は、この岡山開業直前のまだ関西発だった時の写真です。
3枚とも当時関西の高校生で、写真交換をしていた同級生にいただいたものです。
(撮影場所は、わかっている所については明記しますが、記載のないものは、今となっては特定できない場所での撮影です。ご了承ください。)
『写真を見て、撮影場所が判る方がいらっしゃっいましたらぜひご連絡下さい。お待ちしております』
「はと」…191年2月の岡山開業直前のダイヤでは、
下り…3M・1号 新大阪10:35→博多19:01、7M・2号 新大阪13:28→博多21:56
上り…8M・1号 博多8:15→新大阪16:42、4M・2号 博多10:55→新大阪18:42
撮影地は神戸周辺の兵庫県内の駅と思われます。

擦れがある写真で申し訳ありません。ご了承ください。
「しおじ」…72年2月岡山開業前のダイヤでは、5往復中4往復が181系、
下り2号と上り4号が583系での運行でした。
下り…1003M・2号 新大阪12:25→下関19:58
上り…1004M・4号 下関8:00→新大阪15:26
姫路付近を行く583系「しおじ」

後ろに見える高架橋は、工事中の山陽新幹線です。
「つばめ」…1972年3月岡山開業以前は、名古屋~熊本間1往復の583系特急でした。
下り…5M 名古屋9:15→熊本21:36
上り…6M 熊本7:40→名古屋19:56
長距離で長時運行の為、名古屋での間合いの使用はなかったと思われます。
熊本発の583系は「つばめ」以外の運用は「明星」のみなので、福岡に戻るには、「明星」で大阪に向かい、「しおじ」「はと」などで間合い使用、「月光」で博多へ戻る。という運用があったものと推測されます。
関西地区で撮ったものですが、どこかはわかりません。

この「つばめ」は新幹線・岡山開業で、岡山以西へ飛んで行ってしまいました。
客車特急→151系パーラーカー付き豪華特急→485系へ、かつて東海道・山陽路を飛び交った、
国鉄を代表する特急名であった「つばめ」は慣れ親しんだ関西に、とうとう顔を出さなくなりました。
その後JR化へ。
「つばめ」はJR九州を代表する特急&新幹線名へと発展していきました。
本日は、関西地区の583系昼行特急でしたが、
次回は、70’Express九州の書庫で「関西発583系夜行」の特集をいたします。