【音楽】サム・クック/ライブ・アット・ザ・ハーレム・スクエア・クラブ 1963
ぼくはかつてソウル・ミュージックのレコード・コレクターで、アナログLPが3千枚、LP未収録曲の7インチシングルが1千枚のコレクションがある。
2000年ごろから黒人音楽はすっかりHIPHOPに一色になってしまい、ソウルというジャンルは死滅してしまったので、今は過去を懐かしんで古いレコードを聴くばかりである。
では、ソウルの始まりはいつからなのか?1960年ごろに現れ、活躍したサム・クック、ジャッキー・ウィルソン、ジェームス・ブラウン以降をソウルと呼び、それ以前をリズム&ブルース(R&B)と呼ぶのがファンやレコード店の一般認識である。
サム・クックはサザンソウルと呼ばれるアメリカ南部のスタイルを、ジャッキー・ウィルソンはモータウンやフィラデルフィアなどに代表されるノーザンソウルと呼ばれるアメリカ北部のスタイルを、ジェームス・ブラウンはファンクと呼ばれるスタイルの礎を作った。
これはサム・クックの中でぼくが大好きなアルバム。
Live at the Harlem Square Club 1963/Sam Cooke

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サム・クックはソウル・スターラーズという有名ゴスペルグループのリード・シンガーだったが、1957年、POPSに転身した。
甘いマスクと歌声で、"You send me"などのヒット曲を飛ばし一気にスターダムをかけ登ったが、1964年、33歳の若さでモーテルで宿の主に射殺される。
したがって、ソウル界に転身してからの活動はわずか7年ほどしかなかったが、後に与えた影響は計り知れなく大きい。
このアルバムは亡くなる前年のライブ盤。ぼくは全般的にスタジオ録音のほうが完成度が高いと思っているし、ライブ盤はあまり好きではないのだが、これは例外で臨場感にあふれているし、スタジオ録音のスムーズな歌声よりもディープな迫力が声にみなぎっていて、名盤中の名盤である。
