モンクス(モンクの)、
つまり修道士のベンチ。という意味です。
革靴のタイプにも
モンクストラップという、ヒモでなくバックルでとめるタイプがありますね。
あれも、修道士の靴が原型となっています。
さて、その修道士の方々。
正式な修道者となる為、修道院にて、修道生活を送ります。
共同生活の中で、神に生涯を捧げるわけでございますね。
もちろん、独身です。
当然も当然、禁欲です。
すごいですねぇ。
ワタクシには絶対できません。
で、この修道院に入る時、「家具はそれぞれ「1つ」のみ持ち込める。」
というルールがありました。
ナゼなんでしょ?
世俗を棄てて来なさい。だから家具は一個だけ。
といった感じでしょうか。
このため、その一個の家具に機能が求められたようです。
このモンクスベンチは、一個に三つの機能があります。
その1、ベンチ
その2、ふた付き収納
その3、テーブル(背板をたおしてテーブルにする)
一台三役といった家具なのです。
そして、この機能が一般家庭にも受け入れられまして、
装飾の細かい華やかなモンクスベンチなどが作られました。
修行僧にはハデ過ぎる気がするものもあるのはこういった理由です。
このモンクスベンチ、
例えば、色々な目的に使う部屋などに置きますと、とても重宝です。
来客時、天板にも椅子にもなる上、
直前に品々を座面下の収納に突っ込んで、あっと言う間にすっきりと。
何事も無かったようなさわやかな笑顔で、
「あら、いらっしゃい。どうぞ、お掛けになって。」
なんて言えてしまいます。
スバラシキ一石三鳥家具ナリ。