ビューポイントで

 

荒野の向こうのタージマハルを

目に焼き付け

 

次の目的地に向かいます

 

 

来るときドライバーが拗ねてしまって

大変だったリキシャ

 

 
出口でスタンバイしている彼らの言い値は
相場(往路)の2-3倍
 
交渉も億劫なので
 
歩いて大通りまで出て
観光客狙いではない
普通のリキシャを探すことにする
 

 

ドライバーの営業

「ヘイ、マダム!!」を無視して先に進むが

 

何やら空気が違う…

あ、来ちゃった

 

行きはmapを目で追うのに夢中で

気づかなかったのだが、

 

ビューポイントと

大通りをつなぐ道の両サイドは

スラムだった

 

声をあげながら近づいてくる

何か吸ってそうな中年男性

 

ビビってるのを

態度に出さないように

 

目を合わせないように凝視

 

次は、子ども集団がやってきた

 

何と言ってるのかは分からないが

言葉でからかってきてるのは分かる

 

無視して先に進むが

 

痛ッ!!

 

後ろから投げられた石が

私にも子供にも命中!

 

ゲラゲラ笑ってる炎

 

めちゃくちゃ腹立つと同時に

コントロールの良さにびっくり

 

15年前のシリアでは

子供たちにパチンコ玉あてられたな昇天

 

大通りまで出てはないが

無事スラムは越えたようなので

 

急いで

アプリからリキシャを呼ぶことに

 

しかしこれが我が子もひくほど

 

ブチギレるきっかけ…

となるのですが

 

 

スマホを触っていると

リキシャ呼ぼうとしてるのがバレバレで

 

どこ?〇ルピーでどうか、と

次々と声がかかります

 

ぼったくり価格なので

もちろんオール無視

 

リクエストを出している最中も

 

「ここにはリキシャ来ないよ」と

半分脅しです

 

リクエストは受理されたが

 

ドライバーの現在地が

残り数十メートルから近づかない

(画面上で確認できる)

 

トイレでも?と思い

 

私たちが近づくが

Uberと一致する車体番号は居ない

 

あれーおかしいなもやもや

 

さっきも話しかけて来た男が

またやってきた

 

「ほら、来ないだろ

〇ルピーで行くからどうか?」と

何度もしつこい

 

ドライバーを待つので結構!と

予約済み待機中の画面を見せて断る

 

ん?今この人…

 

私の画面の乗車用の暗証番号を

自分のスマホに入力しした?

 

こいつだ!

私のリクエストをおさえてるのは

 

違うナンバーのリキシャに乗って

他人のフリして目の前に現れて

 

そのドライバーは来ないよと

言い切るその神経

 

腹立つー!!物申す

 

ドライバー的には残念ながらになるが

 

取引はスタートしているので

私はそのドライバーを評価できる
 

Uberに

危険人物として報告する

 

もちろん乗車はしない

 

男は慌てて謝るが許さない

 

うそつく人に乗るか!って

 

他人にここまでキレたのは初かもしれない

子供たちもビビる泣き笑い

 

インド人を謝らせた、つよ(笑)

 

その様子を見ていた別のドライバーが

 

悪くはない値段で声かけてくれたので

それで移動する

 

アプリは通していないので

念のためナンバーの写真は撮って

 

 

無事、アグラ駅到着

 

次の街ジャイプールまでの

電車チケットの予約が目的です

 

しかし

チケット窓口はなかなか進まないし

ちょっと気を抜いたら抜かれてる(笑)

 

まぁいっか

さっきまで居た所に比べると安全だ昇天

 

能天気に並んでいたら

インド人の女性が

ジェスチャーで前に行きなさいっって

 

え?と躊躇してると

 

私の手をひっぱって一番前に移動し

窓口のスタッフにアイコンタクト

 

あっという間に私の番がやってきた

女神だわー昇天キラキラ

 

抜かれた人も

OK、どうぞーって感じだし

 

感情むき出しで怒れるのもインド

怒りが一瞬でぶっとぶもインド

 

 

女性にお礼を告げて

夕飯に向かう

 

 

マトンカレーと

 

 

ロティ2種類

手前のハンカチみたいなのがめちゃくちゃ好み

 

 

娘用にスパイシーじゃないチキン

 

 

ご馳走様でした

 

 

色々あった1日、無事終わる

 

明日はタージマハル、正面から