あっという間のバラナシ2日間

 

子供をもここまで惹きつける

バラナシを去るのは惜しいが

 

取れなかった宿や

取れてしまった鉄道チケット

今後の日程もあり次へ進む

 

この感情もまた旅である

 

ネパールから陸路でバラナシ来た人や

12年間一度も帰国せずに旅してる人、

夫婦で無期限旅でてる人、

冬休みの1週間だけ旅してるキャリアウーマン

 

色んな世界をみせてもらった

 

 

大混雑でなかなか

駅までのトゥクトゥクを手配できず

 

+ドライバーが

かなり荒い運転でハラハラしたが

 

バラナシ駅へ到着

 

ランチ迷子トゥクトゥク手配で

既に結構な時間ロスしてる


ついてあれ?こんなに静かだっけ?

雰囲気も違う

 

インドの駅ホームは長いから

ここはまた別の入り口なのかもしれない

 

しかし電光掲示板を見ても

乗る予定の電車の番号が表示されていない

 

更新が遅れることも多々あるらしいから

まだ最新情報になってないだけかも

 

一応現地の人に確認しておこう

 

こういう時は

同じインド人でも嘘つかなさそうな


国内観光客っぽい人を選ぶ

 

 

電光掲示板を見る男性に

チケットを見せて合ってるよね?の確認

 

すると

 

このチケットの電車は

バラナシジャンクション駅出発で

 

ここはバラナシ駅だよ、と

 

 

OMG凝視驚き

 

インドのそれなりに大きい町は

駅が何個かあって


乗り入れる電車が違うので

間違えないようにと

 

地球の歩き方にも書いてあったが

まさか自分が

間違える側になるなんて
 

ひゃー魂が抜ける魂が抜ける

 

すると続々と人が集まってくる

みんな何かしらのドライバー

 

 

乗りたい電車の時間もバレてるので(笑)

もちろん

相場の2~3倍を提示してくる

 

しかし、

電車予定時刻まであと40分驚き

 

囲ってくれた中から

一番安く行ってくれる人にお願いする

 

ほぼ言い値だが、

選り好みする時間はない

 

 

バラナシ駅から線路沿いに走ると

 

バラナシジャンクション駅らしい

 

 

インド2回目の鉄道、

 

まだまだビギナーなので早めに着いて

余裕もって待機する予定だったのに

 

まさかこんなことになるとはもやもや

 

よりによって

このドライバー超安全運転なんだけど

 

さっきは

腹立つほど

荒い運転でびくびくしたけどね、


今はもっと飛ばしてよー!!
 

チケットのプロにお願いして

何とか買えたチケットを

 

無駄にするわけにはいかないし

今夜バラナシでもう一泊

できる宿があるのか問題もある

 

 

降りたら全力ダッシュだよ、と

子どもに伝えておいた

 

バラナシジャンクション駅到着

 

電光掲示板を見たら

予定より10分早い出発スケジュール

 

あそこに停まってるのがそうよ!

急ぎなさい!と言われ、全力疾走
 

しかし停まっていた電車は

アグラ行きではないと知る(笑)

 

頭、真っ白になる①

 

 

この次がそうだと言われたので

とりあえず荷物を置いて冷静に

 

私たちのランクの車両(A2)は

どこなのかも近くの人に確認して待機

 

来た電車に乗ろうとするが、

 

私たちの前に停まった車両は

別ランクのシート凝視

頭、真っ白になる②

 

同じ車両でもランク間の移動が

車内でできないので

最初から該当する車両に乗り込む必要がある

 

ここで何分停車予定なのか分からないが

ホームの反対側に全力疾走しながら

 

自分たちのA2車両を探す

 

下車する人、乗車する人が入り混じれる中

 

フル荷物を抱えて

子ども2人連れてのダッシュ

 

火事場の馬鹿力以外

何ものでもない

 

ほぼ端まで走りやっと見つけ

 

乗りこもうとした時

入り口に立っていた男性にチケットを見せる

 

すると

この電車は

アグラ行きではないよ、とのこと

 

どういうことードクロドクロ

 

頭、真っ白になる③

 

 

乗車せずに見送るしかない

 

 

近くにいた家族連れに

チケットを見せると

 

遅延しているだけだから

ここに居ればいいよと教えてくれた

 

ホームの変更もないらしい

 

しかし次にやってきた電車もまた違う驚き

 

別の人に確認したら

1つ前の電車が

アグラ行きじゃない?って

 

頭、真っ白になる④

 

もう電車出たの?

アグラまでどうやって?

今夜の宿は?

 

確かに私が入れてる


国営鉄道のアプリでは

発車済み表記

 

手が震えだす凝視

 

 

泣きそうになりながら

途方に暮れていた時、

 

青年グループが声かけてくれる

 

国営鉄道の情報を扱うアプリは

他にも何個かあるらしく

 

別のルートで確認してくれた

 

アグラ行きは30分遅れでここに着くよ、と

 

ほんとキラキラキラキラ

マジ神さま!!

 

彼たちも同じ電車に乗るらしいし、

A2車両は隣らしいので

世間話をしながら到着時間を待つ

 

 

アグラ行き電車がホームにやってきた電車

 

参考にしたらいいよ、

教えてもらってた車体番号も一致

 

青年グループに感謝しつつ

乗り込もうとするが

 

私たちの予約したA2ランクは

最後尾らしいネガティブ

 

再度ダッシュー走る人走る人

 

 

今夜はシャワーが浴びれないのに

だいぶ汗をかいたものだ

 

情報錯誤しまくりの中、

ただただ無事乗れたことに感謝お願い

 

堪らなくイヤだった

電車のトイレの臭さなんて

どうでもよくなった

 

インドに来たら

こうして強くなっていくんだな

 

今日あったことを振り返ってみる

 

誰も間違ってないし

誰も合っていない