注:これは旅行の過去記録ですが、当日の体で綴ります。
4/23(火)の京都は雨&
曇り、でした。
朝時点ではばっちり、強くはないですが、傘がいる程度の軽い雨。
肌寒い気温です。
お宿(ゲストハウスです)のオーナーさんと夜中に話をしていたら、
洋菓子より和菓子党だそうで。あんこ大好きとのこと。
そのオーナーさんから、美味しい(ここ重要)桜餅があるとの情報をゲット。
京都なので、桜餅は道明寺の方です、
ピンクの粒々のもちもちした生地が餡子を包んでいるのが道明寺。
桜の葉っぱの塩味と香りと相まって、
あの皮部分(生地部分)が美味しいんですよねぇ。
で、なんと、その桜餅、餡部分と皮部分が別で売れていて、
ピンクの皮部分だけで桜餅として売っているそう。
ええええええそんなハッピー
な桜餅が
(個人的観測です)
ということで、この日は突然、嵐山に行ってくることに
オーナーさんに聞けば、渡月橋のまさしく角っこにある茶屋「琴きき茶屋」さんの桜餅だそうです。
6個1080円なり。安い.....
この旅2つ目の貴重なローカル情報を得て、
正伝寺さんに続いて、地元民おすすめスポット第2弾
この時期は混んでるだろうと、この旅では嵐山は行かないつもりだったのですが。何かご縁があるのでしょうか...。
雨の中、ちょっと寒いなーと思いつつ、渡月橋前の琴きき茶屋さんへ。
参考:本当に、本当に渡月橋の横断歩道の目の前です。
この日の開店は11:00からとのことだったので、ちょっと早めにつきました。
雨だったので、嵐山のお店をウロウロして、お土産のお漬物を物色。
たけのこのお漬物や、ごぼうの白味噌漬けなる変わったお漬物(常温保存可能なもの)を買う。
11:00過ぎに琴きき茶屋に、まずは足を休めに。
早速、桜餅とお茶のセットをいただいて一服。
桜餅は2個が1セットで出てきました。
1つ目は、餡のない白の道明寺生地を俵形にまとめたものを
2枚の桜の葉の塩漬けで挟んだもの。
桜餅が2枚もついてるので、お店の方のおすすめ通りに、桜の葉っぱごと食べると、
香りも申し分なく、塩味とほんのりの甘味がして美味。
2つ目は、赤福のような、お餅にこし餡を乗せて、
ちょっと握ったようなもの。
こちらも、こし餡のお餅も甘さ控えめで美味しいです。
帰りに、夜のおやつ用と、明日の朝ごはん分
を買おうと決めました。
桜餅食べちゃったから、写真がない。。。
代わりに食べログを貼っておきます
そうこうしているうちに雨が小降りになってきたので、
これはせっかくだし、周りの寺院で行った事がないところに行ってみよう
急遽、本日のルートを決定。
現在、NHKの大河で「源氏物語」をやってますが、それにちなんだお寺を巡ります。
渡月橋(イマココ) → 清涼寺 → 大覚寺 です。
京都散歩らしく、ちょっと距離はありますが、バッチリ歩きます。
渡月橋を背に、出発し、まずは清涼寺です。
このお寺は 源氏物語の主人公光源氏のモデルになったとされる、源融にゆかりのあるお寺です。
このお寺の前身の源融の山荘「棲霞観」が「嵯峨の御堂」のモデルとも言われているようです。
道路に面した正門の仁王門をくぐると、広い境内です。
境内写真右が本堂ですが、本堂も大きな立派な本堂。
ご本尊はお釈迦様ということでわかりやすく、ありがたく参拝。
他にも阿弥陀堂など、建物が複数あるので、少しずつ覗いて歩きました。
なんせ、雨模様の天気ではあったので、人の気配が少なく、とても静かな雰囲気を堪能できました。
次はちょっと遠いですが、大覚寺へ。
少し歩きますが、歩いて着く頃には、雨も止み、傘も閉じることができました。
大覚寺はいけばなの発祥の、花の寺なのだそうです。
行って初めて知りました.....
(入り口にお花が生けてあるコーナーがあったので、それを見て知る始末。いけばな嵯峨御流の家元だそうです.......)
大覚寺は、もともとは嵯峨天皇の離宮だったところの一部で、のちにお寺に改められた場所。
源氏物語でも嵯峨の御堂を大覚寺の近くに建てた、と出てくるところです。
立派なお寺で、拝観料を支払うと、本堂等、建物の中を歩いてみて回れます。
写経も盛んなお寺のようで、1文字写経というものもありました。
写経を目当てにきてみるのも良いかもですね。
宸殿、御影堂、本堂の前には大きな枯山水のお庭。
お庭のお向かいには立派な勅使門。
庭には石舞台。
本堂の奥には大沢池という大きな池が望めます。
景色の良いお寺ですし、雨模様の天気では人気(ひとけ)も少なく、ゆっくり過ごせました。
急に暖かくなってきた時期でもあるので、庭の牡丹?も綺麗に咲いていました。
この日は、1組の花嫁さんと花婿さんが場所を変えながら写真を撮ってらっしゃいました。
人気も少なかったし、曇り空で日差しが強くないので、きっと落ち着いた綺麗な写真が撮れたでしょうね。
お幸せそうでなにより。ちょっと幸せのお裾分けをいただいた気がします
帰りにはちゃんと忘れずに、桜餅を琴きき茶屋で買い求めました
お宿のオーナーさんにも予め、お使いを志願しておき、
「あくまで、ついでになるのであれば、1箱載りたい」ということだったので、
お使いの桜餅餡なし6個入りを追加でお買い物。
3箱買うことになっているので、なかなかの大容量
ちなみに、琴きき茶屋さんでは桜餅の餡なしのみを買い求めることもできます
お宿へのお使いは餡なしの6個入り。
自分のお茶用は餡餅3個、餡なし桜餅3個の計6個のセットと、
朝ごはん用に餡なし桜餅6個入りを買い求めました。
すべて6個入りなので、1箱1000円(税込1080円)也。
10個入りだとお得、1500円(税込1620円)也。
明日も桜餅が食べられる、ハッピーな気分で帰路につきました。(←道明寺の皮大好きなのです)