すっごいおもしろい本だった!
ルイ16世の首をはねた男。
ルイ16世をずっと敬愛していて、
死刑にされるなんて、とても信じられなかったけど、
感覚がなくなりながらも、結局は、死刑を執行して、
その後は、罪の意識にずっと苛まれ続け、
ルイ16世への祈りを
一日も忘れることはなかった。
死刑囚の苦しみが減るように、
ギロチンという、あっという間に死ねる方法を採用することに
尽力を尽くし、その通りになったけど、
皮肉なことに死刑効率が大幅に上がってしまい、
恐怖政治を行うロベスピエース政権の際には、
何千人もの人々を、殺めることになった。
死刑制度がなくなることを望み、嘆願書も出してきたが、
フランスで死刑制度が廃止されるのは、
20世紀前半までかかった。
最後に、信仰深い彼がたどり着いた結論は、
神以外誰も、人の死を決めることはできない、
だから死刑制度は間違っている。
また、人々が差別的な目で、自分たちサンソン家を
見てきたことについては、
死刑は法律に定められた行為であり、
死刑執行人は法に従い、行動しているまでだ、
差別されるいわれはない、と
裁判所でも発言した。
ちょ〜〜おもしろい本でした!
