シトロエンに触れる | 道の駅 きゃつこ

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『好きなモノ』『好きなコト』『好きな場所』などなど、思ったことを不定期に。

ダラダラとパンダ問題の続き。


プジョー 2008 を候補にしたのはとんだ見当違いだったことに気付いた我々(のんちゃんも含む)。

プジョーの店長さんと色々話していたら、2008に触れることもなく5008を見ていた。
(今思えば、3008 を飛ばしてランクアップされてたな)

小さめの車を見に来たお客さんに大きな車を見せるのって、商売として強引だと思う。

買い物に際してターゲットより高級なものを目にすると、自分が買おうとするものが陳腐に見えるのもイヤだし。

実際、5008 はサイズも価格も想定外の車だし、『カッコいいなー』と思いつつも気分は盛り上がらず。

しかしこの時、店長さんが「5008 は隣(の店舗)のシトロエン ピカソと車台が共通で・・・ 云々」と言ったのを聞いた相棒が反応して発した言葉が『シトロエンを見てもいいですか?』だった。

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ ここまで前回の振り返り ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


実は相棒、今回の買い替えに際して7人乗り輸入車について下調べをしていて、以前から『ピカソいいな、って思っていた』のだそうだ。

へぇーーー。

そりゃ自分も何となく調べていたけど、お値段がね。
5008 同様、完全に予算オーバーなのですよ。

よって、今回の買い替えにおいて候補にしておらず、完全にノーマークだった。

でもこんな時でもなければシトロエンに触れる機会もないだろうと、せっかくだから見せてもらうことにした。


プジョー 2008 は的外れで、ついでのようにシトロエンへ、この時点でもうこの日は社会科見学のような気分になっていた。

そして案内されたショールームに、シトロエン ピカソがいた。

価格が価格だけに、ほとんど関心を持っていなかったけど、実車はとても華やかで、一言で言うとエレガントな感じだった。

↑店長さんの説明を受けるお父ちゃんとのんちゃん(遠)

相棒も展示車両の塗装色「サーブル」をひと目見て気に入ったようで、先ほどまで見ていたプジョーと異なり、なかなかの食いつきぶりだった。

個人的には『ピカソってこんなにきれいなカタチしてたのかー』という驚きでいっぱい。

4m60cm超のボディはショールーム内でとても大きく見えた。
でも直前に見たプジョー 5008 のような威圧感はなく、流線形のシルエットがとてもきれい。


ピカソには5人乗りと7人乗りの2種類のボディがあり、5人乗りが「C4ピカソ」、7人乗りの方は「グランドC4ピカソ」と呼ばれることもショールームで知った。

旧モデルは7人乗りでも「C4ピカソ」だったのにね。


展示車両は7人乗りのグランドC4ピカソ。

正直に言えば、トゥーランの方がシートも大きくて広そうに思えた。
↑運転席&助手席は快適な感じ。

↑後席は足元は十分だけど、シートバックが小さめかなー、と。

ところが室内に乗り込んでみると、テンションは一気に上がった。


まず運転席の頭上まで広がるパノラマのようなフロントウィンドウ。

↑ルームミラーより遥か上までガラス。

そして後席頭上まで広がる天井のルーフガラス!
これにはホントにビックリ!

2列目からの視界の素晴らしさと言ったら。

以前乗っていたフォード フォーカスにもサンルーフは付いていたけど、比べものにならないくらい圧倒的な開放感。

青空を見ながらドライブできるなんて、オープンカーみたいじゃないか。

とにかく室内は全面ガラス張りと言っていいほど。
圧倒的に明るくて、開放感が素晴らしい。

夫婦揃って『イイね! イイね!』を連発してしまった。
↑のんちゃんも『いいでちゅね』と(たぶん)。


様々なセーフティ系の電子デバイスも搭載されていて、自分がフランス車に対して持っていたイメージが覆された。

ルックスもかなり好みだし、これでドライブしたら楽しいだろうなと思わせる何かがある。

相棒も実車を見てさらに関心が高まったようだ。

でもプライスタグがね。。。
5008 ほどではないにせよ、それに近い金額で。

なんだかヤバい車見ちゃったな。


またしてもテンション上がってからのトーンダウン。


ところが!

店長さんから思いがけない一言が。

「ピカソを買うなら断然今がお得ですよ」と。

曰く「実は本国(フランス)ではピカソという名前が廃止になって、今後はスペースツアラーという名前になるんです。そのためピカソのエンブレムが付いた在庫車はカーナビプレゼント or 20万円のサポート、低金利ローンの中からいずれか2つをプレゼントします」と。

へーーー。

ピカソという名前はあの画家ピカソの著作権団体に年間2億円ほど払って使わせてもらっているものなんだそうで、その契約見直しと、本国で売っているミニバン「スペースツアラー」との関連性を高めるためにネーミングを変えることになったんだと。

車自体が大きく変わることはなく、エンブレムが変わるのだという。

例えば、純正カーナビと20万円サポートを選べばそれだけで40数万円の値引きということになるワケだ。

何となくお得そうな、甘い誘惑。

えー、どうするぅ?  と思ったところでピカソを見て興奮したのんちゃんがウ○チをしちゃったので、相棒がオムツ交換をする間に見積もりをだしてもらうことにした。


ショールームで待つこと10分ほど。
スッキリしたのんちゃんの帰還と共に、見積書がやってきた。

そこに記載された数字は、、、

ゲ!我々の予算より100万円も高いではないか!!


それもそのはずで、お盆休み直前だったため、シトロエンの査定部門からパンダの下取り価格が提示されなかったのだという。

ムムゥ。。。

VWで提示されたパンダの下取り価格でイメージすると、お得であってもやはり予算オーバー。

そして総額がわからない以上、これ以上話を進めようもない。

さらに在庫状況を聞くと、この店舗と同系列の販社内に展示車両と同じカラーのピカソはもうないのだという。
※展示車両はこの日の午前中に「成約済み」になっていた。

「あとは実際に購入いただけるのであれば、他店舗を当たって在庫を譲り受けることになりますね」と。


そかー。

ま、もともと予算オーバーだしね。
見積がハッキリして「さぁ今日中なら買えるよ」なーんて言われても戸惑うだけだし。

またしても一瞬だけいい夢を見たってことで。


それにしてもシトロエン ピカソ、いい車だな。

壊れそうなイメージはパンダ並みかそれ以上だけど(←個人的にね)、実車の持つオーラはなかなかのもの。

人を誘惑してくるような車だった。


とりあえず参考程度にお盆明けにパンダの査定額を教えてもらうことにして、在庫状況も含め「良い車に出会ったけど買えない」虚しさを抱えながらシトロエンを後にした。


相棒と『いい車だったねー』と感想を言いあいながらの帰宅となったのでしたー。
(プジョーのことは忘却の彼方)



※ちなみに、これはすべて1ヶ月近く前の話。