どんくり姉弟の奇跡*幸せになります。 | CatSocion*啓発活動中

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幸せを待っている猫のために・・・

どんくりちゃん

トライアル終了し、正式にお返事を頂き、

晴れて、おうちネコになりました!

おめでとう&ありがとう

2月14日にくりちゃん、17日にどんちゃんを保護し、

3ヶ月後、

5月18日に、東京の里親さまのところにお届けしました。


2週間の間、里親さまから、ほぼ毎日、丁寧な報告と画像が届き、

その愛情に感謝感謝の日で

ワタシはただただ,祈るような毎日でした。


画像は、すべて里親さまが撮られ、許可を頂いています。







とっても優しいご夫婦のところで幸せに過ごしています。

が、
実は戻されてもいいような悪行?アクシデント?が多発。

というより、、、

保護部屋では、ネコを被っていたのか?

同じネコさんとは思えないくらいの変身ぶり!

さて、その子は、「どんちゃん」です。


ワタシもボランティアさんも、おとなしいどんちゃんしか、

知りませんでした。

里親さん宅では、超がつくほど、お転婆娘になっているという連絡があり、

ただ、びっくりしました。




到着した当日は、ベットに失態を。全部、破棄されたそうです。。。

それは環境が変わってと、初日はそれでも、「100点満点です」と

優しいお言葉が返ってきました。(大泣)


どんちゃんのやんちゃぶりは、終わりません。


嫌がるくりちゃんを追いかけ回し、飛び乗ったり、、、

と、想像もつかないくらいお転婆振る舞い。

くりちゃんはママの元に行って、

「お姉ちゃん、疲れるよ~」と助けを求めるほど(笑)




どうしたんでしょう?

ワタシが状況を把握できていなかっただけ?


保護部屋にいる時、サリーお姉さんに

押さえつけられている感もあって、おもちゃ遊びになると

とっても元気だけど、おとなしい子でした。


実は、

夜の大運動会で疲れてて、昼間は眠かったようです・・・

多分、保護部屋には誰もいなく、本当の姿を知らなかった・・・

あまりにも違いすぎるどんちゃんのイメージ・・・



そして,里親先で2週間後、




くりちゃんは、破壊ダー化し、とってもキレイな家中のものを

ぐしゃぐしゃにして、してやったりと

「ママ、見て♪ ボク、こんなのできるよ」と満足げ。

カーテンをよじ上ったり、カーペットの下に潜ったり、、、

夜の運動会では、新しい競技も次から次と見つけているようです。

好き放題・・・



どんちゃんは、相変わらず、ダンボールアートで鍛えたアゴを

使っているそうです。何を齧っているのでしょうか?

どんちゃんはまだまだ、いろいろな潜在能力があるようで、

「自分のことをまだ出していないでしょう、楽しみです」と、

言って頂きました!?




沢山ネコブログを見ていたけど、

まさか、ご自分で大阪までネコに会いに行き、

2匹を受け入れたのは、運命だとも言って下さいました。

かわいい家族というより、仲間だとも。

ワタシの理想以上の優しい暖かい里親さまです。




里親さまは、新しい名前を付けて下さる予定です。

くりちゃんは、くりちゃんらしい可愛い名前が決まりました。

が、どんちゃんは、毎日、発見があるので、候補はあるものの

まだ決まっていません。


そんな連絡を貰った時、、、

どんちゃんは「どんちゃん騒ぎのどんちゃん!だったのか」と、

思わず、笑ってしまいましたよ。


こんなやんちゃで自由な二匹ですが、

幸せなおうちの子になりました。


どんくり姉弟を、とても可愛がってくださった皆様、

ブログを読んで、応援してくださった方々、

ありがとうございました。





振り返れば、

2月の雪の降る寒い夜、

ギャラリー前の餌やり宅植物の間に、段ボールを貰い、

震える身体を寄せ合い、暖め合っていた小さなどんくりちゃん。


せめて、ダンボール箱にホカロンをと思い、

植木の間をのぞいた時、目が合いました。

びっくりして怖がる二匹の姿が、忘れられません。

絶対に保護し、おうちを見つける!と、心に強く決めました。


ご近所の方々やボランティア仲間から、

「保護するには少し遅い年齢」と言われ、

「2匹、一緒に里親が見つかるのは奇跡」とも、、、


それでも、この2匹は幸せになるネコだ!と

初心とおり、信じ続けました。


ワタシ達にできることは、ほんのひとにぎりのネコしか助けられません。

外で産まれ、厳しい外の生活をしているネコが、他に何万頭もいます。


どんくり姉弟は、飼主にいないネコの中から

選ばれたラッキーキャットです。



この小さな奇跡のストーリーを沢山の方に知ってもらい、

次の奇跡に繋げることができたなら、

社会が飼主のいないネコに、気付き、理解をし始め、

地域社会が、暖かい目で、「一緒にくらす」意識を

持ってくれるようにと願います。


「どんくりの奇跡」は、次のネコさん達の布石へ。




この画像は、初めて会った時です。
仔猫が厳しい環境の中、懸命に生きていました。
この時には、今の幸せな生活になれるとは、思いもしません。


幸せにしてあげれるのは、人の強い想いだけなのです。


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