(前回のつづき)
さて8月11日、いよいよエイズ・白血病の検査を行いました。
結果は10分くらいで判明します。
ドキドキしながら動物病院の待合室で待っていると、
名前が呼ばれました。
先生の表情が明るい!
「どっちも陰性です」
やったー!これで無事里親さんの元へ届けられる…!
…はずだったんですが、遡ることこれより10日ほど前、
1回目のワクチン接種の為に病院へ行ったとき、
ハチの前足の甲に、
100円硬貨大のハゲが出来ているので、
ついでに検査してもらったところ、
真菌性皮膚炎で、
人畜両方に伝染するし、薬用シャンプーをあと半月は継続しなければいけないとのことで、
すぐに新しいお家へ連れて行くことは叶わなくなってしまいました。
(だいぶ猫らしくなってきた)
これからお盆突入で、ろくに世話できなくなるので心配でしたが、
元気いっぱいのハチを見ていたら、
(ま、大丈夫だろう、何とかなるさ)
という気持ちになりました。
しかし、やはりお盆は辛かった。
すっかり馴れたハチが、日付変わって帰宅する私に、
「わーい!おかーしゃんが帰って来たー♪おかーしゃん、早く遊ぼっ!」
と、脚に飛びついてくるので、朦朧とする意識のまま、
ヨロヨロとスーパーねこ友を振る日々。
お客様のお家は時間がくれば帰れるけど、
自分ちに居る猫の場合はそうはいかない。
ある意味、一番ハードなシッティングが一日の最後に待っているようなもの。
(ゴミ箱に入って遊ぶハチ)
(大きなったなー)
最低限のお世話しかしていないのに、すくすくと育っていくハチでした。
(つづく)
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