猫たちの避妊手術
現在、青島で避妊手術を受けた猫の数です。
メス猫 55匹 オス猫 1匹。
メス猫は昨年末まで猫の会長さんが捕まえて、キャリーに入れて船に乗せていました。
1回に2匹~4匹の猫が船に乗せられ大洲市内の動物病院に運ばれていました。
避妊手術を終えたメス猫は左耳の先をカットされ、「さくら耳」になっています。
その後、猫たちは船に乗せられ青島にもどってきました。
避妊手術は愛媛県獣医師会のボランティア手術費用枠を利用して行われていました。
冬季は悪天候による船の欠航が相次ぎ、猫の移送には大変な手間と時間がかかっていました。
オス猫の去勢手術はあまり行われていません。
愛媛県獣医師会のボランティア手術費用枠の対象外となっています。
大洲市役所に勤める知人から来年の大洲市の対応方針を聞きました。
大洲市としては、来年春以降に獣医師を島に派遣して、青島島内でメス猫の避妊手術とオス猫の去勢手術を行う予定を立てているそうです。
猫を捕まえるのは「猫の会長さん」と島の人達です。
島での手術の為に、一度に多くの数の猫の手術が可能です。
しかし手術前に猫に絶食をさせる為、手間と時間がかかる業務です。
青島の猫たちの安定した生活を守るため、避妊手術と去勢手術は必要です。
猫の数は、ここ3~4年間 120匹から150匹の間で推移しています。
写真撮影日は2015年12月
避妊手術を行った猫のお腹
左耳の先がカットされた猫