青島の問題を考える
地元マスコミ報道の問題 (その1)
いつも観光客だけが悪者にされる
今日、2月11日、筆者は地元の同窓会(大洲市内の中学校を45年前に卒業)に出席した。
そこで出席者に対して、青島の猫問題を質問してみた。
遠く関東、東北から出席した同窓生は、青島のことを話すと、彼らの娘が「一度、お父さんの里(実家)を訪問した際、ぜひ行ってみたい」と夢を持って語っているそうだ。
東北、関東の方でも青島(猫の島)は有名になっているそうだ。
それに対して、地元に住んでいる人間は青島(青島を訪問する観光客)に対するイメージが極めて悪い。
観光客がたくさん青島を訪れて、島の人を困らせている。
島では勝手に観光客が猫にエサを与えて、島の人は大変困っている。
地元の新聞やテレビ局の報道により、青島は観光被害がおきていると信じている。
このような、観光客(=悪い事をする人)のイメージを地元の人間が持っている。
多くの人が地元の新聞や地元テレビ局の間違った報道を信じきっている。
地元の同窓生で実際に青島を訪れた人間は誰もいません。
青島を訪れたことのある人はわかっています。
青島には猫ぎらいの人がいます。観光客にもマナーが悪い人がいます。
しかし大部分の観光客はマナーには問題がなく、島の人との友好関係を維持しています。
猫の会長さん、紙本さんは、いつも島の人と訪問者(観光客)の仲が良く、訪問者がいい思い出を持って青島を去ることを希望されています。
筆者もいままでに何度も青島を訪れましたが、島の人と訪問者との間のトラブルに遭遇したことは、ほとんどありません。
定期船「あおしま」の船内にある旅のノートを読んでみても、訪問者が島の人に大変お世話になったお礼ばかりが書かれています。
地方の新聞や地方のテレビ放送では、地元の人、地元の団体(大洲市役所)、観光客(愛媛県以外の人)に関連する事項においては、すべて観光客が悪い人、悪玉として報道されます。
このことを愛媛県以外に住む方にわかって頂きたく思います。