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キャッツブログ

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モルディブで一種間の予定で出発。

シンガポール経由で深夜のマレ国際空港へ。

現場のリゾートまでは高速なボートで小一時間。

環礁と環礁の間はインド洋の荒波でまさに木の葉となったボートの中で

機材と体から出そうな何かを抑えてヘヘロヘロで到着。

 

しかし翌日になっても回復せず?

体にちからも入らなければ、食欲もなし。

そんな船酔いは聞いたことないのでホテルで体温計を借りて測ると。

 

39度オーバー。

 

熱があったんだ。

じかも日本でインフルエンザが流行ってたのでかなり疑わしい。

モルディブは島ひとつにひとつのリゾート。

リゾートとしては理想的だが、こういう場合はなんとも心細い。

ホテルには医務室があって昼間だけ中国人の医者らしき

王(ワン)先生がいるだけ。先生も帰りに解熱の座薬をくれるだけなので

夜熱が上がると本気で怖い。

スタッフもインフルなら感染すると大変なので、電話のみでの会話。

 

そんな状態で1週間のロケは終わり、

スタッフからは役立たず呼ばわりだし、

日にも焼けずに帰国。

 

到着と出国が夜だったので、まったくモルディブの景色知らず。

ロンドンもロケではよく行く場所なのでいろんな思い出がありますが、

今回はヒースロー空港でのできごと。

 

事件は仕事を終えてあとは日本に帰るだけの空港で起きた。

出国を済ませてオイスターバーでワインをいただき

キャビア専門のお店で目を疑うような値段のキャビアを

一桁勘違いして土産に買い込み、すっかり観光客的リラックス。

 

エアラインは「英国空気の道航空」大英帝国のナショナルキャリア。

席についてまもなく定刻通り滑走路へ移動をはじめた。

手を振る整備の人たち。「ちゃんと整備したんか!」と言いたくなるのは

オレは飛行機嫌いだから。怖いんです。

なんの面識もないパイロットや外国の整備士に命なんて預けたくない。

というのが本音。

なので、飛行機移動の時は自分にもいつもより大目にガゾリンを入れます。

 

シードベルトに力をこめて窓の外を見ていると、

そんなビビリの目だからなのか、酒のせいかはわからないけど

 

エンジンのところから煙のような???

 

エンジンは高温だから水蒸気かも?でもだんだん多くなっていくような。

CAはすでに離陸に備えて座っちゃってるし。

ここで騒いでなんてことなかったら大恥だし。

でも、煙吹いてるし。

一応隣の人にこっそり見てもらった上で、CAをこっそり手招きして

見てもらった。

そして、すぐアナウンスが入る。

「当機はエンジンに不具合により登場ゲートに戻る」的な。

 

あのまま飛んでたら東京まで12時間飛べたんだろうか。

心のなかで「この機を救ったヒーローはオレだ」と叫んだ。

さてさて、カンタス機は高度を下げてもうすぐ着陸態勢。

この時すでにカメラマン以外のことでもトラブルの報が入っていたので

クルーは窓に顔をくっつけるように眺めていた。

眼下に広がるのは大陸の緑ではなく、煙の柱。

「ブッシュファイヤー」って言ってたけど、いわゆる山火事。

乾燥した森の木が風などで擦れて発火したり、

時には失火だったりだそうだが

その規模は東京都くらいが燃えちゃったりするそうだ。

似た気候のロスも山火事では良く聞くが、

こちらはなんたって木が油を含んだユウカリだから。

燃えるし、消えないし。

 

シドニー空港に到着すると、例年も火事より激しいらしく

都心部まで数キロに火事が迫っていてハイウエイも閉鎖されそうだとのこと。

シドニー都心部にいても撮影は出来ない内容だったので、

慌ててハイウエイを郊外へ。ただ火事は郊外で起きてるわけだから

煙った道を非難してくる車の列とは一台逆走状態。

地球滅亡系なくパニック映画のようだった。まじで。

山火事といっても一面燃えてるわけではなく、火山の噴火のような

まだらな感じなのでその間を縫うように道えを選び山火事地帯を抜けた。

 

撮影自体は、予定していた場所は燃えてなくなっていたりしたけど

カメラマンの一世一代のがんばりで何とか切り抜けた。

そのカメラマンのいまや押しも押されぬ一流カメラマンへと出世して

めでたし。