ようやく我が地域でも梅雨入りを果たしまして、今日はしっかりと土砂降りでござます。そして、夜には「2024統治体からの話(4)」がアップされておりました。おそらく、世界最速のレビューかと思います。ただ、今回はロシアの裁判を経験したB/Sの経験でしてね、まぁ、かの国はですね、私にとって思い入れの強い国でもありますことから、個々の経験に関しましては最低限のコメントにしたいと存じます。(以下、斜体太字は放送からの書き起こし。)

ようこそ今回は世界各地で信仰のために収監されている兄弟姉妹の様子をお伝えします。拘置所や刑務所にいる仲間です。でもまず今年の地区大会についてお伝えします。「良い知らせを広める」地区大会がすでに始まっている所もあります。今回も素晴らしいプログラムが盛りだくさんです。出席した人たちの声を聞いてみましょう。たくさんの仲間が時間費用エネルギーを使って大会に来ています。上司に話して仕事の休みをもらいました。娘は学校を休んで来ています。すごく早起きしました。頑張って大会に来てよかったと思っています。ここでしか味わえないことがあります。ここでしか会えない仲間もいます。たくさんの兄弟姉妹に会ってみんなとハグできて最高です。オンラインもよかったですけど会わないとハグはできません。やっぱり会場に集まるのはビデオ配信とは全然違います。こうやって集まると楽しさ倍増です。みんなで歌えるのがうれしいです。大勢の歌声が一つになって響くのを聞くと感動します。力が湧いてきて頑張ろうと思えます。「イエスが伝えた良い知らせ」の第1話を見ました。素晴らしかったです。次に聖書を読む時はドラマのシーンを思い出してイメージを膨らませることができます。これまで福音書を読んで泣くほど感動したことはありませんでした。でも今日はリアルに美しく映像化されたものを見て思わず涙がこぼれました。まるでその場にいるみたいに感じました。大会を通してエホバとの絆が深まり信仰も強くなりました。あと2,3回は出席したいと思うぐらいです。こんなふうにエホバの家族と一緒にいられるのはとてもうれしいことです。本当に大きな素晴らしい家族の一員なんだという実感が湧いてきます。仲間と一緒にいると幸福感に包まれます。皆さんもぜひ来て下さい。会場に来て大会を楽しむことを皆さん全てにお勧めします。そうすればプログラムから十分学べます。それだけでなく愛する友人たちにも会えます。なかなか会う機会のない兄弟姉妹にもです。そうやって仲間と励まし合い力づけ合うことができます。もちろん年齢や健康上の理由で会場に来ることができない人もいます。その場合ストリーミングで大会を楽しめます。

⇒今回のMCは、顎髭を生やしたことで、「謙虚ライオン」でおなじみの、マネーの虎こと小林敬にそっくりなサミュエル・ハードでございます。しかし、ここでも実大会に集まらせようとは。もういいよ、ストリーミングで。ハグなんか要らん。

何といっても今年は特別大会があります。世界各地の15の都市で開催されます。最初のものは6月7日から9日にかけてグアドループ島で開かれました。この大会にはジェフリー・ウィンダー兄弟とクライブ・マーティン兄弟が出席し話をしました。世界の11の国からゲストが招待され最高出席者は8602人でした。土曜日には74人がバプテスマを受けました。兄弟姉妹が国境を超えて愛し合い一つになっている様子を見ることができました。

⇒そう言えば、JWのインスタアカウントで、グアドループの写真が結構アップされてましたわ。これから、ヘルシンキ、レイキャビク等々の大会の模様がアップされんでしょうね。ちなみに、日本の「ISE」では、今年も盆踊り大会が開かれるのかな?ww

ここから残りの時間信仰を守ったために収監され自由を奪われている兄弟姉妹の様子についてお話しします。このことを考えるのはヘブライ13:3に書かれている通りにしたいと思っているからです。こうあります。「捕らわれている人たちのことを覚えていて下さい。自分たちも一緒に捕らわれているかのようにです。また虐待されている人たちのことも覚えていて下さい。皆さんも同じ体を構成しているからです。」6月17日の時点で199人を超える兄弟姉妹が信仰のために収監されています。どこでですか。9人がクリミア39人がエリトリア8人がシンガポール17人以上がほかの国です。そして収監されている兄弟姉妹が一番多いのはロシアです。126人が捕らわれています。韓国はどうですか。兄弟たちが兵役を拒んで収監されるということはなくなりましたが代わりにきつい代替奉仕を課せられています。その期間は3年に及び刑務所の中で暮らし働くことが求められています。最近マーク・サンダーソン兄弟が刑務所での代替奉仕をしている2つのグループの兄弟たちを訪ねました。韓国の仲間が置かれている状況が改善されていくことを願っています。そして信仰を曲げずに頑張っている兄弟たちとその家族のために祈り続けたいと思います。世界各地で収監されている仲間と聞くとまず兄弟たちのことを思い浮かべるかもしれません。でもエリトリアでは12人の姉妹たちが信仰のために捕らえられ刑務所にいます。ロシアでは8人の姉妹たちが収監されています。こういう愛する姉妹たちのためにも祈り続けたいと思いますね。

⇒へぇ、シンガポールでも収監されてるんですね。ちょっと意外でしたわ。まぁ、ソフト・デクテーターシップと言われる国でもありますから、そりゃそうか、という感もありますが。

兄弟姉妹の中にはとても長い刑期に服している人や身体的な虐待に耐えている人がいます。ロシアのリナト・キラモフ兄弟もまさにそういう目に遭っています。2024年4月何人かの囚人がほかのエホバの証人の名前を明かすようにと兄弟たちに迫りました。キラモフ兄弟は勇敢にもそれを拒んだため4日間にわたって囚人たちから暴行を受けスタンガンで撃たれることもありました。私たちはキラモフ兄弟のことをそして今も収監されている199人の兄弟姉妹のことを祈り続けます。もちろんその家族のためにもです。刑務所にいる兄弟姉妹の信仰や忠誠について考えるとローマ12:21を思い出します。「悪に征服されてはなりません。善によって悪を征服し続けましょう。」確かに兄弟たちは厳しい反対や試練に遭っています。でも決してそれに征服されてはいません。むしろ「善によって悪を征服し続け」ています。そうしている仲間のことを深く愛し尊敬しています。逆境と闘っている兄弟姉妹にはそういう状況ならではの良い知らせを広めるチャンスがあります。そしてチャンスを上手に生かしています。ロシアのビロビジャンという町の兄弟姉妹のことを考えてみましょう。2018年警官たちがこの町の22軒の家に同じ日に踏み込んで捜索しました。兄弟姉妹はそんな中でもどうやって喜びつつ良い知らせを広めてきたでしょうか。そしてどんなふうに「善によって悪を征服し続け」たでしょうか。次の動画をご覧下さい。2018年5月17日の早朝ドアをノックする大きな音で目が覚めました。ドア越しに「どなたですか。」と聞くと「警察だ」とのことでした。もちろんすごく不安になりました。私たちはみんなすぐに声を出さずに祈りました。後になって分かったんですが彼らはこの捜査を「裁きの日」と呼んでいたようです。150人の警察官が関わっていました。刑事訴追されると持っていた全ての銀行口座が凍結されてしまいました。いろんな銀行に行かないといけませんでした。スタッフは私を見て「いらっしゃいませ。かわいらしい過激派さん」と笑顔で言ってくれました。ある時取り調べのためにFSBに行くことになっていたのでタクシーを呼びました。運転手から「これどこの住所ですか。」と聞かれたので「FSBです。」と答えました。「そこで働いてるんですか。」と聞かれました。それで「いいえ取り調べを受けに行くんです。」と答えました。とても驚いた様子でした。私がエホバの証人であることや信仰のために刑事訴追されていることを伝えました。数日後またFSBに行くためにタクシーを呼びました。先回と同じタクシーが来たのでびっくりしました。その時はもっと深い話し合いができました。今起きていることと聖書の預言がどう関わっているかということも話せました。取り調べを受ける時は私たちが過激主義者なんかじゃないことを分かってもらいたいと思っていたのでいつも親切な話し方や振る舞いをするよう心掛けました。捜査が終わる時にはカードを作って贈ることにしました。誰に贈るカードにもその人のいいところや親切にしてもらったことなどを書いてポジティブな内容にしました。

⇒切ないなぁ…。切ない。本当に純粋に親切にしようと心掛けてる訳ですよ。私は、覚醒現役ではありますが、現役信者のこういう努力は認めてあげたい、そう思います。

弁護士は私のことをとても心配して気に掛けてくれていました。こう言ってくれました。「エホバの証人は皆さんいい人たちですし刑務所に入るべきではないと思います。あなたたちの神が助けてくれるのは分かっていますが絶対に最後まで信仰を捨てないで下さいね。」裁判が始まり私たち4人は女性の裁判官の前に立たされました。その人は明らかにエホバの証人が好きではなさそうでとても不親切でした。私たちの話を遮りエホバの証人は教養がないとかいろいろなことを言ってばかにしてきました。こう考えました。「エホバは証言するために私たちをここに来させたはずよね。でも何も言わせてくれない相手にはどうしたらいいんだろう。」それでエホバに「この人の心を柔らかくして下さい。少しでも話を聞いてくれますように。」と祈りました。どんな時も感じ良くあいさつして礼儀正しく接するようにもしました。いつも柔らかい口調や言葉遣いで話しにこやかでいるように心掛けました。やがてその裁判官の態度は変化していきました。私たちの話を聞いてくれるようになりあいさつしてくれるようにもなりました。私たちが集会の録画を見ている時はその女性もノートを取りながら聞いていました。こう聞かれました。「今どこ読んでたの?」動揺してどこだか分からなくなったので「聖書です。」と答えました。すると「それは分かってるけど聖書のどこなの?」と言います。「ヨブです。」と言うと「え?」と返ってきます。「ヨブです。」また「え?」と聞かれたので弁護士が「ヨブ」と言いました。すると「ああヨブね。」と言ってメモしたので「42:10です。」と言ってあげました。判決文を読み上げる時裁判官は何度もこう尋ねました。「イリーナ、神の名前の発音これで合ってますか。」こう祈りました。「エホバ今日は判決の日です。あなたの名前がたたえられますように。裁判官がエホバという名前を10回言いますように。正しい発音とアクセントでそうしますように。」なかなかちゃんと言えなかったからです。どうなったと思いますか。裁判中彼女は神の名前をきれいな発音で10回言えました。判決の日たくさんの友達が裁判所に来てくれました。本当に大勢の人に会って花もいっぱいもらいました。様子を見ていた3人の女性が近づいてきて1人が笑顔でこう尋ねます。「何かのお祝いですか。本当にきれいですね。」それで私も笑顔でこう言いました。「私はエホバの証人なんですけど今日2年半の執行猶予刑になったんです。」女性たちは笑顔のまま凍り付いてましたよ。私は家で仕事してるんですけどやって来たお客さんがたくさんの花を見てこう言いました。「なんか特別なことでもあったんですか。」「そうなんです。」と答えて私には気遣ってくれる優しい仲間がいるということを説明できました。あの捜索で23人の兄弟姉妹が起訴されました。そのうち4人が収監され今も刑務所にいます。夫たちが刑務所に護送されることになったので駅まで行って別れを告げました。電車の中でこう尋ねられたそうです。「あそこに来てる人たち誰ですか。」何かの支援団体かと思ってたみたいです。兄弟たちはこれから刑務所に行くというのに見送りの人たちは楽しげに歌を歌ってました。振り返ってみると感謝の気持ちでいっぱいになります。大変な時期でしたがエホバがいつも支えてくれたからです。試練の間ずっとです。落ち込んでしまって信仰が弱くなっているような気がすることもありました。アルトゥールに「本当にエホバは助けてくれてるのかな」と言いました。するとアルトゥールはこんなふうに言って大切なことに気付かせてくれたんです。「君は本当によく頑張ってるじゃない。エホバが助けてくれてるからだよね。エホバに背を向けたり裏切ったりしてない。エホバが一緒にいてくれてるからそうできてるんだよ。」それを聞いて信仰が強まりました。

⇒これもねぇ…。やっぱ切ないですよ。「エホバと言う名前を10回言いますように。正しい発音とアクセントでそうしますように。」と祈って、それが聞かれた、よかった、と素直に喜べる姉妹に対して、私はネガティブな発言はできない。できないなぁ。

サタンが私たちの力を奪おうとするときにはそういう強い信仰が必要です。エホバが愛してくれてることだけじゃなく助けてくれてることも信じないといけません。サタンは何とかして私たちの持っている喜びを奪おうとします。でも喜びはエホバから来るのでそれは不可能です。それでサタンがどうするかというと私たちが持っている喜びを見えづらくします。でも最高の友達であるエホバはどんなときでも喜べる理由があるということに気付かせてくれます。反対する人たちは私たちがエホバについて伝えるのをやめさせたいと思っています。でも結果は逆です。反対すればするほどエホバの名前は広まっていきます。

⇒ただ、悲しいかな、喜びを奪おうとするのは、サタンじゃなくて、会衆の仲間なんだよね。

喜びにあふれた熱い気持ちが伝わってきましたね。みんな伝道を続け忠誠を貫くことを決意しています。エホバに頼りながら自分たちならではの状況を生かして神について知らせています。もちろん皆さん全てがいろいろな困難や逆境にぶつかっているに違いありません。それで今見た動画は皆さんの力になることと思います。これからどんな大変な経験をするとしてもエホバに頼って伝道を続けていこうという気持ちになれたんじゃないでしょうか。エホバに助けてもらえば私たちは「善によって悪を征服し続け」ることができます。兄弟姉妹これからも「捕らわれている人たちのことを覚えていて下さい。[私たち]も一緒に[刑務所に]捕らわれているかのようにです。」試練に耐えて立派に頑張っている皆さんのことを誇りに思います。兄弟姉妹全てを心から愛しています。エホバの証人の世界本部からJWBroadcasting®でした。

⇒ということで、今回の放送は、取り立てて突っ込む内容というよりは、心に訴えかけようとする教団の意図を感じましたね。全体通して、見終わった後に感じるモヤモヤ感。これは覚醒しているからに違いないと。バリ現役なら、涙流して感動してたんだろうな、きっと。

ということで、皆様の会衆でも、そろそろ大会が始まるのでしょうか。今年も酷暑が予想されます。どうぞ無理なさらず、涼しい室内で、パジャマのままストリーミングを視聴するというのが一番の方法かと存じます。ではでは皆様、よい週末を!

 

私ですか?えぇ、明日は午前奉仕、午後再訪問、夕方奉仕、日曜は午前集会、午後奉仕という、X Japanも真っ青なWeekendとなっております。以上、カルトな現場からお届けしました。