【追記_個人研究】⇒【輸血実質全面解禁】2026 統治体からの話6
今回の統治体からの話6において、「全血はNG,主要成分4つ(赤血球、白血球、血漿、血小板)を体内に取り入れることは、個人の決定である。」と、従来の教理を大幅に「調整」(しつこい)し、実質我が教団は、輸血の解禁に踏み切りました。これが、「実質の解禁」と呼べるのは、現在の日本の医療機関において、全血製剤はもはや使用されておらず、成分製剤がほとんどであるとの情報を受け、個人的に調べて見ました。まず、私が抱いた疑問点①①全血の輸血はほとんど行われていないとのことだが、それは事実か。数値で比較ができるか。⇒日本赤十字社が供給する通常の同種血輸血に限れば、全血は事実上ゼロと言ってよい状況。日本赤十字社の最新の年間確定統計である2025年(令和7年)を見ると、全血製剤の製造は全国でわずか1本のみ。これに対して赤血球製剤は3,328,614本製造されている。さらに供給実績で、医療機関に純供給された全血製剤は0本、赤血球製剤は3,326,007本。ということは、日赤ルートでは、2025年中に全血製剤は1本も医療機関へ供給されていないことが分かる。単位数を200mL献血由来量に換算した全国の供給量で見ると、2025年は次のようになる。赤血球製剤(2025年供給量(換算本数))6,526,683…構成比-約37.4% |血漿製剤(2025年供給量(換算本数))2,142,271…構成比-約12.3% |血小板製剤(2025年供給量(換算本数))8,774,952…構成比-約50.3% |全血製剤(2025年供給量(換算本数))0…構成比-0%合計(2025年供給量(換算本数))…17,443,906日赤自身も、現在の輸血は必要な成分だけを入れる「成分輸血」が主流で、赤血球・血漿・血小板の3種類で医療機関への供給の「ほぼ100%」を占め、全血製剤は「ほとんど使われていない」と説明している。ただし、これは日赤から供給される血液製剤の統計であり、特殊な状況下で、病院内で採血して使用する「院内血」などまで含めて、日本国内で全血輸血が文字どおり0件だった、という意味ではなく、その全国最新総数は確認できない。ただ、通常の手術・救急医療で「全血製剤を注文して輸血する」という診療は、現在の日本ではほぼ消滅していると考えて差し支えない。素朴な疑問点②②テレビドラマの手術の場面で出てくる血の入ったパックのようなものが、「全血輸血用」のパックなのか?⇒ドラマや手術映像で見る赤い血液の入ったバッグ=全血とは限らない。むしろ現在の日本では、あれは多くの場合赤血球製剤(RBC)である。日赤の赤血球製剤は、全血から血漿・白血球・血小板の大部分を取り除いたもので、バッグの中身は当然濃い赤色です。外見だけなら「血そのもの」に見える。大ざっぱに外観を分けると、赤血球製剤=濃い赤色、血漿=黄色〜淡黄色、血小板=黄色〜黄褐色、全血=赤色。よって、赤いバッグだけを見て、全血か赤血球製剤かを見分けることはできないが、現代日本の臨床なら、赤いバッグを見たらまず赤血球製剤と考える方が実態に合っている。疑問点③赤血球製剤=濃い赤色、血漿=黄色〜淡黄色、血小板=黄色〜黄褐色は分かったが、白血球製剤というものはないのか?⇒日本では、日赤が通常供給する「白血球製剤」というものはない。日赤の現行の輸血用血液製剤は、赤血球、血漿、血小板、全血の4カテゴリーだが、白血球単独の製品カテゴリーはない。これは、現在の輸血医療では、白血球は積極的に除去する対象であるから。日赤は2007年以降、すべての輸血用血液製剤について保存前白血球除去を行っており、1バッグ中の白血球を100万個(1×10⁶個)以下まで減らしている。これは、発熱性副反応など、白血球に由来する副作用を減らすため。ただし、白血球輸血が医学的に「存在しない」わけではない。極めて特殊な治療として顆粒球輸血(granulocyte transfusion)があり、重度の好中球減少があって、抗菌薬・抗真菌薬だけでは制御困難な重症感染症などで、健常ドナーからアフェレーシスで顆粒球(主に好中球)を採取して輸注する方法。日本でも実施例はあるものの、通常の日赤製剤ではなく、特殊な院内採血・細胞採取として行われるもの。日本の医療施設における成分採血業務として「顆粒球採取」が行われていることも報告されている。疑問点④そうは言っても、世界的に全血輸血がなされている国もあるのか?⇒ある。ただし、使われ方は国や医療体制でかなり違う。特に分かりやすいのが米国。米軍では、重症外傷・大量出血に対して低力価O型全血(LTOWB: Low-Titer Group O Whole Blood)が重要な蘇生用血液製剤として使われている。米国の民間でも再評価が進んでおり、米軍の2025年ガイドラインでは、約300の米国トラウマセンターがLTOWBを使用しているとされている。これは、交通事故や銃創などで「赤血球も血漿も凝固成分もまとめて急速に必要」という場面では、最初から全血を入れる方が合理的ではないか、という考え方で、特に軍事医療や救急外傷医療で復活してきた。一方、英国では全血に相当する製剤の規格はあるものの、通常診療ではまだ routinely(常用)されているわけではなく、主として大出血への使用が想定されている。さらに世界全体を見ると、WHOによると、2023年時点で採血された血液のうち成分分離される割合は、・高所得国:98%・上位中所得国:94%・下位中所得国:81%・低所得国:52%であり、低所得国では、約半分が成分分離されず、全血のまま利用される余地があるということ。WHOの以前の国際統計でも、輸血される赤血球系製剤のうち全血として使われる割合は、高所得国では中央値ほぼ0%なのに対し、低所得国ではかなり高い、という大きな差が報告されている。よって、ざっくり整理すると、全血輸血には二つの世界があると言える。①一つは、医療資源が限られていて成分分離設備が十分でないため、全血をそのまま使う国々。②もう一つは米国のように、逆に高度な医療の中で重症外傷にあえて全血を使うという再評価の流れ。では、日本はというと、その中間というよりかなり明確に、成分輸血中心の国であることから、日本で「全血禁止、赤血球・血漿・血小板は個人判断」となると、実際の日常診療で問題になる輸血の大部分は後者3つになる。この意味では、今回のエホバの証人の変更を世界的に見ると、「全血禁止」という規定は医学的に完全に空文化したわけではなく、米国の外傷医療などでは今も実際に全血を使う場面があるものの、日本の日常診療に限れば、かなり象徴的な禁止(実質的に全面解禁)に近くなっている、という整理になる。まとめさぁ、皆さん、現在の医学的な実態をかなり簡略化し、今回の「調整」(しつこいぞ)に当てはめると、・現代日本の通常の他人血輸血 ≒ 赤血球+血漿+血小板であり、全血はほぼ使われず、白血球は通常むしろ除去される。・今回のエホバの証人の変更を日本の実際の輸血医療に当てはめると、赤血球・血漿・血小板の受け入れを個人判断にした時点で、日常診療で行われる他人血輸血のほぼ全領域が個人判断になった、ということになる。・白血球まで含めて「4主要成分」としているが、臨床上のインパクトは前三者、とりわけ赤血球・血漿・血小板の扱いの変更が圧倒的に大きく、「実質的な輸血解禁」という見方が生じる医学的背景として、かなり重要な点であろう。なんたって、現代の現人神、統治体の成員ジェフリー・ジャクソンが、放送ではっきりこう言いましたからね。「ガラテア6:5がこの分野にも当てはまることになりました。こんな聖句です。「人はそれぞれ自分の荷を自分で負うのです。」統治体は祈ってさらに検討を重ねた結果、同じ考え方がほかの人の血液に由来する血液の4つの主要成分についても当てはまるという結論に達しました。赤血球、白血球、血漿、血小板この4つの成分です。それで今後はクリスチャン一人一人が医療処置や手術において血液の4つの主要成分の使用を受け入れるかどうかを自分で決めることになります。自分の血液を主要成分または血液分画という形で提供するかどうかも各自で判断します。」ですから、もう、日本においては、大手を振って成分輸血を受け入れましょう、ということだし、献血には積極的に行きましょう、ということですね。で、今回の全血輸血と成分輸血の違いは、おでんで考えて下さい。コンニャクとハンペンと大根とタマゴが串に刺ささってあったやつを一気に食べたら「断絶」です。全血を取り入れたことになるからです。でも、コンビニで、おでん用のカップに、それぞれ入れてもらって、1つずつ、それぞれ味わって食べたら、意識高い系JWとして褒められます。台風接近、大雨警報発令中の中、こんな個人研究をしてみました。私の素人ながらの疑問の回答については、情報の確度はある程度担保されているとは思いますが、あくまでも素人調べですので、参考までに、ということでよろしく取り計らい下さいませ。あと、全血輸血と成分輸血の例えは、おでんバージョン、ハンバーガーバージョン、BLTサンドウィッチバージョン、ショートケーキバージョンとございますので、適宜アレンジください。さぁさぁ、シルバーウィークも明日と明後日だけですね。私め、土日は奉仕と集会、今日は一日出勤、明日は出張、水曜日は特別奉仕の司会という、予定満載の中ではございますが、カルトの活動以外は、すべて休日出勤手当か代休取得というおまけがついておりますので、「世の組織」とはなんとありがたいものでしょうか。それでは皆様は、カルトの線状降水帯発生の最前線からは以上です。健やかにお過ごしくださいませな。犬猫拝