夏ネタで恐縮ですが、とにかく熱い、の一言に尽きます。
私の住むエリアでは、35度超えの日が普通になってきました。
肌感覚がおかしくなってきてまして、30度前後だと涼しく感じるのです。
今年7月の気温を調べると…
最高気温30度を下回った日:5日(昨年:3日)
最高気温35度を上回った日:18日(昨年:12日)
因みに…
気象庁は、日本の7月の平均気温は昨年同月の記録を更新し、1898年の観測による統計開始以来「最も暑い7月になった」と発表した。
※昨年同月の記録も、過去最高記録でした。
つまり、2年続けて過去最高を更新しました。
近年は、北海道でも30度超えの夏が当たり前になってきました。
東京オリンピックでも、東京でマラソンをすると死人が出てしまうので、札幌で実施したところ、札幌でも30度越えの気候となってしまい、ランナーがバタバタと倒れる事態になりました。
昔は避暑地として有名だったエリアが軒並み暑くなってしまい、ホテルや旅館が部屋にエアコンを設置するようになりました。
近年は、日中の暑い時間帯に、セミが鳴かなくなりました。
蚊も出なくなり、10月になるとワンサカと発生するようになりました。
昔のような「夏が待ちきれなくて」ではなく、「いつ夏終わる?」のノリになってきました。
私は懐古主義者ではありませんが、こればかりは「昔はよかったなあ」と思ってしまうのです。
昔の夏は、風流でした。
風鈴やうちわ、打ち水で、夏をしのぐことができました。
熱帯夜も少なく、夜エアコンなしでも寝ることができました。
9月になると、涼しくなりました。
昔のような夏は、もう戻ってこないのでしょうか?