私は老人ではありませんが、それなりに年を取ってきました。
最近顕著な老化現象が、「人の名前を覚えられない」です。
人の名前を聞いても、翌日にはコロッと忘れてしまい、「ええっと、何て言ったかな…?」と思い出すのに苦労します。
日雇い派遣の頃は、特に問題ありませんでした。
日替わりで仕事をしていたので、派遣先の従業員なり同僚なりの名前を覚える必要がないからです。
ところが…
学童クラブでは、そんなこと言ってられなくなりました
子どもたちの名前を把握しなくてはならないのです。
例えば、学校を終えて学童に来る子供たちを玄関でお迎えして、予め連絡を受けている欠席者の確認をします。
私は、未だに7,8人しか顔と名前を覚えていません。
(さすがに、顔は何となく分かってきましたが)
仕方がないので、下駄箱に書いてある名前から判断して、実際の欠席者を把握するしかありません。
また帰宅時間が近づくと、子供たちを時間ごとに玄関に集めるのですが、ボードに書いてある帰宅時間別の名前と、実際に集まっている子供たちの名前を(頭の中で)照合させることができません。
仕方がないので、上履きやランドセルに書いてある名前から判断しています。
ちなみに、真っ先に覚える子どものタイプは、手間がかかる子、めんどくさい子。
大人しくしている子は、なかなか覚えられません
せっかく覚えた子供たちの名前も、酒を飲むとリセットしてしまいます
こうしてみると、学校の先生って、本当に偉いですね。
40人の子どもたちの名前を覚えることができるのですから。