先日から、派遣とは別に新たな仕事につきました。
学童クラブのお仕事です。
学童クラブとは、主に保護者が日中家庭にいない小学生の児童に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業(放課後児童クラブ)です。
私のようなやさぐれの飲んだくれおっさんが、どうして学童クラブなどという場違いな仕事を選んだのでしょうか?
きっかけは、市報です。
何気なく市報を読んでいたら、「学童クラブ アシスタント職募集」の記事があり、近隣の小学校だったら電車賃がかからずに自転車で通えるし、時給もまあまあだったので、ダメもとで市役所に履歴書を送りました。
数日後に市役所から電話があり、アシスタント職をお願いしたいとのこと。面接もありませんでした。
私が採用されるなんて、驚きました
この業界も、人手不足なのでしょうか?
さて、学童クラブのある小学校に赴きました。
教室を改修した部屋には、二十名程度の子供たちが所狭しと遊んでいます。
教室内には、学童クラブの先生(指導員といいます)と、先生をアシスタントする職員が二・三名います。
私の仕事は、先生をアシスタントすること、つまり先生のお手伝いです。
まず初めにお願いされたのは、教室内で遊んでいる子供たちの見守りです。
要するに、安全管理ですね。
まるで試験監督のようにウロウロと机を回り、子供たちの遊ぶ姿を眺めます。
教室内で走り回ったり、大騒ぎをしてふざけている子供に声掛けをします。
今度は、外遊びです。
子供たちが校庭に出て、ドッチボールを始めました。
私は校庭の隅に突っ立って、子供たちを眺めていました。
教室に戻り、夕方になってくると、帰宅する子供たちが増え、気が付くと子供たちの数は数名になりました。
手が空く段階で、教室や廊下・流し場・トイレの清掃、ゴミ出し、物品の補充を行います。
日が沈んで業務終了後、帰宅の途につきました。
「この程度の仕事だったら、何とかなるかな?」
そういうわけで、今後も学童の仕事を続けようと思います
「魔法使いの嫁」チセ