7月25日(月)26日(火)27日(水)お休みです。またのご来店をお待ちしております。
蔓延防止措置解除となりましたが、当店は従来通りの時短営業となります。
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人数制限や感染防止を厳重にして営業再開とします。
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卒業ROY(デミオ)うちに来たのは2013年3月でした。
センター収容されていたスコティッシュフォールドでした。
その後もこの子の運命は紆余曲折あり、卒業したのは2014年7月でした。
私は兼ねてよりスコティッシュフォールドの繁殖反対の立場なのですが、様々な故障のあるスコの中でもデミオは大変な子でした。何度か人を襲った事を知っていて保護をしましたが、その理解はある方の私でも悩ましい日々は続きました。
突然にキレて人を襲う子でした…
レイジシンドロームの事←こちらをコチラをご覧ください。
それでも見た目の可愛さで応募は有り、そのキレる事を説明すると辞退される方も同じだけいました。
一度、それでもと要望された方の所へ行き、無事にトライアルも終え正式譲渡になってから返される事も有りました。
トライアル期間に発作が出なかっただけだったからでしょう。それも致し方ない…(内心は穏やかではありませんでしたが…)
実際に一番に襲われていたのは普段世話をしている私でした。凶暴発作が起こると咬み付いて離れないので、服の上からでも流血しました。
それでも見た目のの可愛いスコに応募は有るも、その一度の返還からは、より慎重になっていてお断りする事が続きました。
その間に私はこの子の発作を抑えるべく投薬治療を続けていましたが、限界を感じて切歯と抜爪を選択しました。
歯と爪を奪ったから襲われても、うっすら歯形が付くだけになりましたが、それでも恐怖は有りましたね…もう眼が狂気じみていますから…
それでもまたお迎えを希望する人が現れて、この子に関しての譲渡話は難しいのも感じていたので、全く乗り気でもなくぶっきら棒に対応したそうです。(後日談でした…)その私の強烈な不愛想対応も乗り越えてトライアルとなり正式譲渡となりROYとなりました。
あれから8年経ち、ROYも年老いて通院も増えお別れも近いのが分かって来ました。
自宅での皮下補液をしながら痛い事、苦しい事が無い様に必要とあれば病院に行き、苦手な病院ではなくお家で看取る体制にしていました。
7月23日に逝きました。
スコブームにより繁殖され売られ買われ棄てられ、何度か棄てられ、うちに来たスコは最後は本当の家族に出会えて旅立ちました。↓ROY、痩せちゃって老いは隠せないけれど、奇麗なだけの扱いやすい猫が欲しい人には大変だったのでしょうけれど、
最期もどんなになっても大切に大切にされたね。
ROY、スコティッシュフォールドの生涯を見届けて、私はもっとスコティッシュフォールドについて、注意喚起を続けなければならないと思って居ます。
ROY、人気で売れるからって繁殖するも人、あなたを棄てて来たのも人、そして最期まで家族でいてくれたのも人、
幸せな最期だったね。私からも有難うを伝えなきゃね。
ROYバイバイ…残る家族を見守って居てね…
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代表理事 吉田智恵子
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