昨日、7年前2013年4~5月のTNR現場でリリースした子を保護しました。
名前はマイクロフトになりました。
この子は、7年前に此処で保護した唯一の子、卒業テムズの一代前の実兄弟と言われていました。
(ここにきて餌やりさんが♀だと言うのですが・・・未だ確認していません)
テムズには兄弟が居て2012年末に先に保護をした卒業バースが居たのですが、
仔猫で保護をされて来た子、TNR渦中で怪我をしていた為に保護となった子、そしてマイクロフトの様に
7年の外生活を経て保護をされる子・・・
こちら人間の都合により、その生活環境は全く違うものになります。
↓
テムズの事
仔猫で保護をされたバースは屈託のないフレンドリーさで里親様が現れるのも早く家猫となり、
中猫で警戒心を持っていたテムズは少し時間を掛けて里親様の元で家猫となり、
今回のマイクロフトは7年の地域猫生活の末にシニアになり保護となりました。
シニア猫・苦労猫に心奪われてしまうタチの私は、昨日は嬉しいだけの日となりました。
そしてマイクロフトのウィルス検査、白血病はこの歳まで生きてい居たらそうそう無いかもしれないけれど、
エイズの可能性は高いだろうと覚悟の上の保護でしたが、陰性でした。
一応、TNR清浄地区と言っても良いと思う地域なのですが、物凄く嬉しかったし、やはりウィルス蔓延を防ぐ意味でも、
繁殖制限の必要さを感じました。
避妊去勢が施されて、争いが少なく穏やかに生きて行けたら、野良猫より地域猫にする活動は意味が有るとあらためて思いました。
実際にマイクロフトがキャリアだったら、小さなシェルターとして店しかないうちの様な弱小団体では、保護場が無いのです。
ノンキャリアだったマイクロフトに喜び、また新たにTNRの必要さを感じた私です。
どうか、外の子を気にかけている方が居るのなら、餌をやるその先に避妊去勢を考えてあげてください。
餌場と繁殖の争いで感染率の高いウィルスも、TNRがきっちり行われている地域では罹患率が少ないのは確かです。
どうか避妊去勢の大切さを分かってあげてください。
シニア猫が好きな私はキャリア猫も好きですが、家猫になったキャリア猫は幸せなだけで、
キャリア猫の発症期の最期を独りで過ごしているのかと思うと胸が痛くてなりません。
マイクロフト
保護を決断してくれた人、捕獲に協力を惜しまなかった人、7年餌をあげてくれTNR代を出してくれた人、
7年の時間は掛かってしまったけれど保護しました。
7年前に「頑張れ」とリリースした子に手を掛けられる私も安堵しています。
依怙贔屓くんマイクロフトの後年は幸せなものにしますよ。
(その前に♂♀確認しなきゃ・・・)
12時~17時の時短営業となります。
猫カフェは人数制限を設けるため完全予約とさせて頂きます。
03-5247-7979
営業時間以外は留守番電話にメッセージをお願いします。
マスク着用のお願いと検温もさせて頂きますのでご了承ください。
カフェエリアもソーシャルディスタンスを守れる範囲で営業したいと思います。
宜しくお願い致します。
。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:.○☆
ご支援
三菱UFJ銀行 向島支店
普通 0146908
一般社団法人 CATS&DOGS動物福祉協会
代表理事 吉田智恵子
ポチッと応援お願いします
↓