Gabriel Fauré(ガブリエル・フォーレ)は1845-1924年のフランスのロマン派音楽の作曲家である。

この曲はメーテルリンクの戯曲『ペアレスとメリザンド』の上演のために作曲されて、フォーレのシシリエンヌ(シチリア舞曲)として知られているそうな。フォーレは寂しげで憂鬱そうな曲が得意なようで、黄昏にはこういう曲を聴きたい気分になる。イギリスのテレビドラマの『名探偵ポワロ』のオープニング曲がこんな感じだと思っていたのだけれど、ちゃんと聞き比べてみたら全然違った。記憶というのはあてにならないものである。

Groove Theoryはアメリカ出身の歌手のAmerl Larrieuxとキーボード担当のBryce Wilsonのデュオで、R&Bの曲を作っている。

この曲は尽くしたい女性の心情を歌ったラブソングで、1995年にヒットしたそうな。しっぽりした大人っぽい感じの曲で、私は日本のアイドルのような元気で明るいラブソングよりもこういうのが好きである。

Fela Kuti(フェラ・クティ)はナイジェリアのミュージシャンで、アフロビートの創始者である。アフロビートというのはアフリカのパーカッションにブラスバンドを加えたファンクやジャズっぽい音楽である。

この曲はゾンビをゾンビ~と明るく歌っているけれど、軍隊をゾンビに例えた社会的メッセージがある歌で、フェラは自宅をカラクタ共和国と名付けて国家と対立して軍隊に襲撃されるとか、バンドメンバーの女性コーラス27人と合同結婚式をするとか、破天荒な人生を生きていて面白い。

 

Grandmaster FlashはアメリカのDJで、オールドスクールヒップホップの巨匠である。

この曲は崖っぷちなんだから押すなよ、おら正気をなくさないように耐えてるんだわさ、ジャングルみたいなとこでおらが底辺に落ちてないのが不思議なくらいだわさ、とスラムのひどい環境を歌っていて、タイトル通りいかにもヒップホップらしいメッセージ性があってよい。

Amanda Palmer(アマンダ・パーマー)はアメリカの歌手で、元The Doresden Dolls(ドレスデン・ドールズ)というロックバンドのメンバーである。

この曲はあたい殺人するタイプじゃないし戦争で勝つために殺すとかマヂ理解できないんですけど、あんたが夜中に崖から飛び降りるつもりだって聞いたしそんならあんたの口から手突っ込んで冷たくなった心臓ひねりあげるためにぶっ殺すって歌でならいえるよ、でも本当に殺すつもりはないよ、死ね死ね死ねというロックらしい内容を歌っている。この人はTEDで音楽で金を稼ぐことについて語っていて、できるだけ音楽はタダで配ってその分支援を募るというやり方でファンと交流してうまくいっているそうな。