Jorge Ben Jor(ジョルジ・ベンジョール)はブラジルのギタリストでサンバにソウル、ファンク、ロックを取り入れたサンバ・ホッキのスタイルを確立したミュージシャンである。

Mas que nadaというのは当時のサンパウロのスラングでなんてこったという意味だそうで、この曲は叔母嫌よと歌っているわけではなくて、邪魔だからどいてくれ、サンバが面白いから踊りたいんじゃあオラオラァと歌っていて、1963年にセルジオ・メンデスが歌って大ヒットして世界的に知られるようになったそうな。パッションが出ている感じがよい。

Vasはイラン人の歌手Azam Aliとアメリカ人のパーカッショニストのGreg Ellisの二人組グループで、エキゾチックな音楽を作っている。2002年からAzam Aliはソロ活動をしている。

この曲は歌詞が見つからなかったので意味はわからないけれど、ドラムがズンポコいう感じの雰囲気が好きである。この曲を聴いていたらセガサターンの「パンツァードラグーン」というゲームを思い出した。シューティングゲームというのは戦闘機がへんてこな生物を倒すようなのが多いけれど、パンツァードラグーンは世界観が作り込まれていて、シューティングゲームの中では一番好きだった。

Tony! Toni! Toné!はボーカルとギターと作曲をしているD'wayne Wigginsと、兄弟でボーカルとベースのRaphael Saadiqと、いとこでドラムとキーボードのThimothy Christan Rileyを中心にしたR&Bのバンドである。80年代後半から90年代半ばに人気があったそうな。

get downは普通は「降りる」という意味だけれど、スラングだと「踊る」という意味で、ブラックミュージックにはスラングとしてよく出てくる。この曲はおれたちゃクラブは必要ねえのだよ、おれの家でできるからネエチャンたちは子供預けて来るのだよ、カモーン踊ろうではないか、と歌っている。ズンタンズンタンというシンプルなリズムなのに色気があって90年代の曲らしくてよい。

 

Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ、1921-1992)はアルゼンチンの作曲家でバンドネオン奏者で、タンゴにクラシックやジャズを組み合わせた独自のタンゴでタンゴ革命を起こした。

リベルタンゴはピアソラの代表曲で、ヨーヨー・マとかいろんな演奏家が演奏している。この動画はTatyana Ryzhkova(タチアナ・リツコヴァ)という1986年生まれのベラルーシ出身の美人ギタリストが違う服を着て1人4役をこなしているギターカルテットで、動画の編集や弦をギュッとこすったりするテクニックが面白い。

Yemen Blues(イエメン・ブルース)は歌手で作曲家のラヴィッド・カラハーニーを中心にしてイエメン系ユダヤ音楽をベースにしたワールドミュージックを作っている。

Jat Mahabathiは俺の愛が来るよという意味で、ダンスに連れて行ってくれ、死海の悲しみと金の山のドアを超えて引っ張って行ってくれ、あんたは俺の世界の中心だよと歌うラブソングで、ポコポコいうパーカッションとラヴィッド・カラハーニーがライララライライと歌ういかがわしい感じがよく合っていて、楽器を演奏している人の間に水タバコを吸っている人が混じっているのが面白い。