Too Many Zoozはニューヨークを拠点にするトリオで、ブラスハウスという吹奏楽系ハウス音楽を演奏している。地下鉄での路上パフォーマンスから有名になってGoogleのCMに曲が使われたそうな。

この曲はピンクの短パンとかピンクのサングラスとかのピンクが目立っていて、フェミニンなピンクを攻めのピンクとして使うファッションがかっこいい。アラレちゃんがおっさん型ロボットだったらトランペットの人みたいになると思う。

FKA twigsは父親がジャマイカ人で母親がスペインがルーツのイングランド人で、ロンドンで活動している歌手である。

この曲は彼は今はあたいを愛してないのよ、彼はあたいが小さいっていったけど、あたいはもっと育つから水をちょうだいっていったのよ、という感じの失恋ソングである。方向性を間違えたポニョみたいなビジュアルが面白い。ワタミの居酒屋に行くときにこの曲を聴くと失恋がはかどるかもしれない。

Verka Serduchka(ヴェールカ・セルヂューチュカ)はウクライナのお笑いタレントで歌手で、女装した男性である。日本で言うと松浦ゴリエや矢島美容室みたいなものかもしれない。

この曲はあたいセルヂューチュカよ、英語話せないからダンスするよ、ウクライナはいい国よ、と歌っていて、2007年にユーロビジョン・ソング・コンテストでウクライナの代表として出演して2位になったそうな。イロモノ枠としては頑張ったのかもしれない。

Piero Umilianiはイタリアの作曲家である。

この曲は1968年のイタリア映画のSweden: Heaven and Hellで使われて、それからThe Muppetsという人形劇やセサミストリートで使われて有名になったそうな。テレビで聞いたことがあるのにタイトルを知らない曲だったけれど、タイトルがそのままマナマナだった。どこか間が抜けたようなユーモラスな感じがよい。

Amalgamation ChoirはVasiliki Anastasiouを中心に2014年に結成されたキプロス共和国の女性合唱団である。

この曲は指揮に合わせてフニャッと声が移動していて、実験的な音の出し方をしているのが面白い。他の曲でも足踏みしたり新聞を読んだりして合唱団っぽくない合唱をいろいろ試しているようで、歌だけを聴くよりもパフォーマンスを楽しむタイプの合唱である。
ちなみにキプロスはトルコの南にある島で、1960年にイギリスから独立してからギリシャ併合をめぐってギリシャ系住民とトルコ系住民が対立して、北部の北キプロス・トルコ共和国にトルコ系住民が住んで、南部のキプロス共和国にギリシャ系住民が住んでいて、再統合の交渉が難航しているそうな。