猫の種類 -3ページ目

バーミューズ

1930年に、ビルマからアメリカに連れてこられたウォンマウというメス猫が、バーミューズのルーツです。


ウォンマウとシャムの交配によって、バーミューズが誕生しました。


短く、光沢があり、つややかでサテンのような、ゴージャスな被毛が特徴です。


色はセーブルが代表的ですが、チョコレート、フロスト、ブルーなどもあります。


いずれの色でも顔やしっぽに濃いポイントがあるのも特徴です。


また、バーミューズの特徴として、頭や、目、鼻、胴など体のさまざまなパーツが丸みを帯びていることも挙げられます。


遊び好きで、興味を惹かれるものがあれば、何時間でも1人で遊んでいます。

バリニーズ

シャムの血筋から生まれた長毛の猫です。


最初は、シャムのできそこないだといわれていましたが、その優雅な姿が人気を集め、1960年代には品種として認められるようになりました。


特徴はシャムと酷似していますが、最大の特徴は被毛です。


体にぴったりと沿うように生えた長く細い被毛は滑らかで、シルクのような手触りです。


また毛がもつれにくいので、手入れに困ることもありません。


性格もシャムと同じように感受性が豊かで、甘えん坊、そしてわがままなところがありますが、シャムよりは穏やかです。


飼い主にはよく懐きますが、時折、冷たい態度をとるようなこともあり、それがまた魅力のひとつとなっています。

ヒマラヤン

ペルシャとシャムの特徴を持ち併せているヒマラヤンは人気の高い品種です。


しかし、誕生までの困難は多く、体型がほっそりしていたり、目の色が綺麗に出なかったり、苦労続きでしたが、アメリカやイギリス、スウェーデンで繰り返し研究が進められ、現在のようなスタイルになりました。


どっしりとした体型、つぶれた顔、ふさふさの被毛はペルシャから、ポイントはシャムから引き継ぎました。


性格はシャムの激しさよりも、ペルシャの穏やかで温和な部分が引き継がれています。


静かな猫で、発情期でも鳴くことは滅多にありません。


基本的にマイペースで、のんびりすることが好きなので必要以上に構われるのは嫌います。

ブリティッシュショートヘアー

ネズミ退治用に、ローマからイギリスに持ち込まれた、2000年もの歴史を持つ猫です。


当時は働き猫として重宝されました。1800年以降は、ペットとして人気を集め、キャットショーでは多くの賞も受賞しています。


ボディはがっしりとしており、筋肉質な印象を与えます。


メスはオスよりも少し体が小さいのも特徴です。


スタミナがあり、力強い猫です。


目立つような派手さはありませんが、威厳のある表情が目をひきます。


被毛は細かく縮れており、手触りはビロードのようで、その質の良さは昔からお墨つきです。


現在はさまざまな毛色が登場していますが、昔は、ブルー1色で、今も高い人気を誇っています。


静かな性格で、騒がしい場所を苦手としています。

ペルシャ

猫の王様といわれているペルシャは、その名前から原産はアフガニスタンだと考えられています。


ペルシャとほかの猫との交配は頻繁におこなわれており、ペルシャの血を引く種類の猫は多数存在しています。


まん丸な目に潰れた鼻と、愛嬌のある顔ですが、ツヤがあるフサフサとした豪華な被毛が気高い雰囲気を漂わせており、立ち姿には威厳も感じられます。


太っているようにも見えますが、がっしりとしていて、筋肉質です。


従順でおっとりした性格で、大きな鳴き声をあげることもなく、ひとりでゴロゴロとしているのが好きな猫です。


マイペースで、無理に運動をさせる必要はありませんが、食事のバランスを特に気をつけなければなりません。

ベンガル

野性のベンガルヤマネコと家猫から生まれた種です。


山猫から引き継いだ斑点模様が、ワイルドです。


手触りはなめらかでミンクのよう。高級感が溢れています。


精悍な表情、筋肉質なしなやかボディ、大きく開いた耳、バネのある四肢は、ハンティングに向いており、野性の血を色濃く残しています。


ヒョウのようなワイルドな体つきと表情から、激しい性格のように思われます。


もちろん、激しい一面も持っていますが、飼い主にはとても従順で、穏やかな猫です。


ただ、甘えることもありますが、必要以上に甘やかされるのは好みません。


猫には珍しく、水遊びも大好きです。


運動量も多いので、たっぷりと遊べる広い空間があるといいでしょう。

ボンベイ

1950年代のアメリカで、バーミューズとアメリカンショートヘアの交配によって誕生しました。


インドに生息する黒ヒョウと姿が似ていることから、インドの都市、ボンベイの名がつけられました。


艶やかな漆黒の被毛が特徴です。


鼻や肉球も黒く、バーミューズから引き継いだエナメルのような輝きを放つ被毛にゴールドの瞳が、気高さを漂わせています。


黒ヒョウを連想させるのは、その被毛だけではありません。


ボディも筋肉質で均整がとれており、野性味が溢れています。


しかし、性格は穏やかでかわいがられるのが大好きです。


おっとりとしており、人間の子どもともすぐに仲良くなります。


環境の変化にも適応でき、飼いやすい品種です。

メインクーン

アメリカで初めて自然発生した猫といわれ、北アメリカではもっとも古い歴史を持った猫です。


はっきりとしたルーツは分かっていませんが、メイン州で生まれたと考えられ、100年もの間、厳しい北アメリカの環境を生きぬいてきた、たくましさを持っています。


四肢は野性のなかで鍛え上げられた、屈強な筋肉と骨格を持つ大きなボディを厚い被毛が覆い、その風貌はとても野生的です。


被毛の長さが不揃いなのが特徴で、それがまた更にワイルドに見せます。


しかし、そんな外見とは裏腹に、性格は優しく、温和です。


また、どちらかというと静かな猫ですが、祖先から引き継いだハンター精神も持ち合わせています。

ラグドール

ラグドールとはぬいぐるみの意です。


最初のラグドールはカリフォルニアで誕生し、さまざまな種類の猫の混血であることは分かっていますが、どのような交配がおこなわれたかは、はっきりしていません。


中くらいの長さの被毛は、フサフサとしていて、触り心地が抜群です。


ダブルコートで、首のあたりから長くなっています。


オスに比べて、メスのサイズが随分と小さいのも特徴です。


丸みのある顔に少し釣り上がった大きな卵型のブルーの目も、ぬいぐるみのような愛らしさです。


大きな体型にふさわしく、性格は落ち着いており、静かな猫です。


ただ、怖いもの知らずな面もあるので、怪我に注意してやらなければなりません。

ロシアンブルー

ロシアンブルーはもともとロシアの貴族が飼っていた猫で、19世紀にイギリスに渡ってきたといわれています。


第2次世界大戦前は高い人気を誇っていたものの、大戦後、その数が激減しました。


品種維持の努力の結果、現在はその数を増やしつつあります。


スリムなボディですが、四肢はがっしりとしており、特徴でもあるブルーの被毛はとても艶やかでキラキラと光って見えます。


被毛は厚く、寒さにも耐えられます。


まん丸な美しいグリーンの目も特徴です。


とても大人しい猫で、鳴き声もほとんどあげません。


発情期の時期も分からないほどです。


賢く、飼い主には従順ですが、警戒心の強い面もあり、知らない人には怯えることもあります。