魚のぬいぐるみを捕まえて、たいへんなイカ耳の2匹。
こんな頃も、ありました。
ついこの間までは、毎朝こんな感じでした。
実依と麗に囲まれていました。
いまは実依が、ポツンとしています。
麗がいなくなって以来、性格が暗くなってしまいました。
ベッドの下に引きこもってばかり。
か細い声で鳴いてばかり。
そんな実依を、見かねたのか?
ひなが夜、やってくるようになりました。
高齢のせいか、階段を上がってくることがめっきり減っていたひな。
その彼女が、寝室にやってくるようになったのです。
思えば、麗が最期を迎えるときも。
麗を寝室に連れて行ったとき、ひなが後をついてきました。
それまで麗の闘病中に、そんなことなかったのにね。
何か感じたのでしょうか。
麗を看取った場にいたのも、ひなでした。
そういえば五郎のときも、横にいました。
そんなひなのことですからね。
実依の変化にも、気づいているのでしょう。
実依爺、どうするかなと思ったら。
起きて早々、ひなのオデコに頭突き。
アハハ、実依はこれをやりたかったんだよね。
これで実依の元気が出るのかな。
なんだかんだと、ひなは色々考えてくれてそうな気がします。
だらけに厳しい風紀委員なだけでは、ないようです。
そうです、新之助こそ来てくれればいいのにですね。
新ちゃん、夜中は食べるものを探して家中を徘徊しているのでした。
だから昼間ずっとへそ天で転がっているんですかね。
今日もなかなかのねじれ具合でございました。
麗ちゃんが旅立って、1ヶ月ですよ。
早いものですね。