猫に慢性の腎臓病が多いことは、よく知られています。
でもそれだけが腎臓病では、ありません。
麗は1日2日、薬とサプリを飲みます。
ラプロス、これは腎臓の薬。
アゾディル、これはサプリメント。
どちらも腎機能の悪化を食い止めるためのもの。
それでも数値は悪化する一方です。
それくらい麗の腎臓は、悪いのです。
昨日からファモチジンとスクラルファートも飲み始めました。
吐血はおそらく口内炎ではなく胃から来たと推測されましたので。
ファモチジンはガスターとして、人間の胃薬でも有名ですね。
この中で最も飲ませづらいのが、アゾディルです。
大きなカプセルの中に善玉菌が入っているので、カプセルごと飲ませねばなりません。
冷蔵保存もしなければならないのです。
どうしてそんなに腎臓が悪くなってしまったのか?
入院当初は急性の腎臓病が疑われました。
その後、数値が下がらないので慢性の可能性もありと。
まだ、あるんです。
嚢胞で腎臓が肥大化する腎臓病も、あるんですって。
麗の腎臓は通常3cmのものが5cm以上に膨らんでいます。
両方とも。
そういうわけで、原因も診断名もまだよくわからないのです。
検査を加えれば、わかってくることはあるのでしょう。
生検をするとか。
でもわかったところで、麗にしてあげられることが変わってくるわけではありません。
わかったところで得られるのが、わかったことだけなら。
これ以上やっても麗が弱ってしまうだけだしなと、私は判断しました。
そういうわけなので、何が悪かったとはいえないところなんです。
とにかく今腎臓が悪い、その事実だけがはっきりしています。
運が悪かった。
そうとでも思うしかないのも、正直なところなのです。