昨日は実依のうちの子記念日でした。
実依が拾われたときのこと、書いておきましょうか。
以前に書いた話では、あるんだけど。
最近の読者さんは、ご存知ないかもしれませんからね。
ここから先は、私が最初に拾われた方から伺った話です。
実依は京王線の北野駅前に捨てられていました。
「拾ってください」と書かれた、段ボールに入れられて。
いかにもすぎる、捨て猫でした。
段ボールには実依ともう一匹、メスの子猫が入っていました。
同時に生まれた猫同士だったのでしょうね。
それが2010年7月上旬のことでした。
拾ってくださったのは、小学生高学年の女の子。
その子の家に、雌猫の方は引き取られることになりました。
実依の方は、拾ってくださった女の子の従姉妹の家に引き取られたのです。
動物病院に連れて行ったところ、生後一週間くらいだと。
しかしご家庭の事情で、猫を飼うことはできず。
次の引き取り手をお探しになられていました。
その掲示を見たのが、私だったわけです。
それでうちに来たのが、2010年7月25日だったわけです。
実依が13歳になったわけですから。
最初に実依を拾ってくださった女の子も今頃は、20代半ばでしょうか。
実依はこんなに大きくなりましたって。
どこかで教えてあげたいものです。
このブログ見てくれるとか、ないかな。
一体どういう神経の持ち主が、生後一週間の子猫を炎天下に捨てますかね?
そもそもね、生後一週間といえば赤ちゃん猫ですよ。
授乳以外で栄養摂れないのに、
炎天下でなくても、放っておいたら死んじゃいますよ。
駅前に置いておけば、誰かがすぐに拾ってくれると。
そうとでも想定したのでしょうか。
一時期、こういうポスターがありましたよね。
優しい言葉をかけても、ペットの遺棄は犯罪ですって。
動物保護団体とか、動物病院の前に捨てて行く人もいると聞きます。
朝になると、入り口に置いてあるって。
子猫なんて、可愛い盛りなのにですね。
実依のこと、可愛いとは思わなかったのかな。
ところで実依は、当て字です。
ミイミイ鳴いていたので、みいちゃんと呼ばれていました。
最初に拾ってくださったおうちで。
そのお名前をそのまま、我が家でも引き継いだのです。
いまでも私が、「みいみい〜」と呼ぶと。
ミイッと、お返事します。
猫の鳴き声は、だいたい一生変わらないものです。
子猫の頃の鳴き方が、成長してからも残る。
桃ちゃんはずっと、プキャプキャ言ってるし。
麗ちゃんは小鳥が相変わらず鳴くような声を、しているし。
あっ。
新ちゃんは最初からフガーではなかった気がします。