抗がん剤を触れる際には、手袋を使用するようにとの指示を受けました。
そうか、曝露による健康被害がありうるからですね。
これは先週の月曜日に撮った、五郎の写真。
この頃はまだそんなに悪そうには見えませんよね。
顔もふっくらとしていて。
みなさんご存知の、オモチ顔です。
ただ、変な寝方をするものだなとは思ったのです。
思えばこの頃から、容体が急激に悪化してきたのでしょう。
腹水が目立ち始めたのは、翌日の火曜日からでした。
金曜日の夜にはもう、ここまで衰弱していました。
クッションに登るのがやっとです。
獣医師が提示してくださった選択肢は、3つ。
- 強い抗がん剤の注射を毎週打ち続ける。
- 最初に強い抗がん剤の注射を打ち、その後は飲む抗がん剤で続ける。
- 抗がん剤は用いずに、ステロイドのみを飲ませる。
1は五郎の体にかかる負担も医療費の負担も、最も大きい。
それでも長く持って半年くらいしか、望めない。
2は比較的マイルドなやり方で、進めていける。
獣医師のお勧めは、こちらでした。
3は医療費は安く済み、ステロイドの効果もある程度は望める。
私は2を選びました。
処方されたのは、クロラムブシルです。
クロラムブシルには一般的に想像されるような、つらい抗がん剤の副作用が少ない。
毛が抜けるとか吐き気がひどいとか、そういうのが少ないそうなのです。
それならやってみる価値があるというものでは、ありませんか。
麗ちゃん、実は五郎のことが気になっているみたい。
猫同士でも病気をしていることは、わかるのでしょうか。
昨日はアレルギーテストを行なって、30分経っても問題がなかったので。
それでステロイド注射となりました。
ステロイドのプレドニン、これは歯周病のときにも処方されたので知っている薬です。
それが胃を荒らすので、ファモチジンも処方されました。
商品名ガスター、人間の胃薬でも使われますね。
麗ちゃん、目の端で気にしています。
抗がん剤の効果には個体差があります。
やってみるまで、わかりません。
数日中にわかりそうです。
少なくとも昨日病院に連れて行ったときよりは、今日の方が少し元気を取り戻しているようには見えます。
昨日の記事には多くの励ましのコメントを頂戴しました。
ありがとうございます。