2階の寝室に隔離することになった、メインクーン麗。

 

すっかりくつろいでおります。

 

 

あの、そこはお父さんの枕なんですがね。

 

麗に取られてしまいました。

 

ベッドよりも、座り心地が良いのでしょうか。

 

少しでも高い場所に座ることが、大事なんでしょうか。

 

それならクッションに座っても、良さそうなものですね。

 

 

麗を隔離して、恩恵を受けている猫が他にもいます。

 

五郎なのです。

 

なにしろ結汰と麗の諍いで、昼間もゆっくり寝ていられませんでした。

 

昼間もゆっくり?

 

ええ、猫にとって昼間は寝る時間ですからね。

 

 

うとうとしているときに、あっちでガルル

 

こっちでシャー

 

時折フガ〜なんてのも、聞こえてきますからね。

 

五郎が皆を蹴散らすことも、ありました。

 

うるさいって。

 

 

のんびり寝ていたかと、思いきや。

 

新之助がコタツのそばを通りかかると、ポカリ!

 

寝ていたふりをしていただけなのでしょうか。

 

あいかわらずの、五郎です。

 

 

麗はお腹が空くと、こっそり降りてきます。

 

結汰がいないことを確認すると、むしゃむしゃ食べていました。

 

そのゴハンは、桃ちゃんにあげようと思っていた分なんですけどね。

 

まあいいです、もう一缶開けましょう。

 

と開けたら、もう一缶も食べられてしまいました。

 

 

その頃、ユウちゃんはというと。

 

コタツのなかにいました。

 

さすが猫ですね、麗が来たことに気づいたようです。

 

匂いか、足音か。

 

察しが良いものですね。

 

 

気づかなかったことに、してもらいましょう。