この記事には、猫の傷の写真が含まれます。

 

苦手な方は、この先の閲覧はお控えください。

 

 

昨晩、桃にごはんを出しに行ったときに。

 

部屋の床のあちこちに、血がついていたのです。

 

誰の血かと思ったら、それが桃だったのです。

 

顔から出血している。

 

 

左頬ですね。

 

口の横のところ。

 

出血している上に、毛が抜けてしまっています。

 

誰かにやられたのかな?

 

 

素人目にも、膿が出てきているように見えるのです。

 

血液以外に色のついたものまで、穴から湧き出てくるのです。

 

変な臭いもあります。

 

 

拭ってみると。

 

2箇所穴が空いていることが、わかりました。

 

あきおくんと喧嘩したのかな?

 

でも2匹とも、あののんびり具合で喧嘩なんてね。

 

しそうにないんですよね。

 

 

とにかく病院に連れて行ってみました。

 

午前中の仕事を休んで、朝イチで滑り込み。

 

診察の結果。

 

喧嘩による外傷では、ありませんでした。

 

問題は、歯にあったことがわかりました。

 

 

どうして、口の中の問題が頬の外に出てくるの?

 

これは、歯根膿瘍といって。

 

最初は炎症だけなのですが、歯の根で発生した膿がどんどん皮膚の下にも広がり、何かの拍子で皮膚を突き破り、排膿してきます。

 

 

 

つまり、溜まりきった膿で桃の頬の皮膚が破裂したのです。

 

それで突然、血やら膿が出てきたのでした。

 

 

まずは抗生物質を飲ませて、炎症を落ち着かせることに。

 

根本的な治療となると、悪い歯を抜くしかありません。

 

ひなや五郎の歯周病とは違い、抜くのは悪い1本だけでいいんです。

 

それでも、入院して全身麻酔をかけねばならないことは変わりません。

 

 

治療のために、左頬の毛を剃りました。

 

動物病院で治療を受けた際、膿が大量に出てきましてね。

 

痛そうでしたが、膿が出てしまった方がスッキリしたみたい。

 

帰宅後は普通にゴハンを食べていました。

 

ももちゃん、負けるな。