何事にも限度というものがあります。

 

何階以上から落ちたら、猫も怪我をするんだろう?

 

 

昨日ね、こんな動画を見たのです。

 

DVで指名手配中の男が、たてこもり。

 

建物に火を放ったんだって。

 

猫ちゃん、早く逃げろー!

 

 

幸にして、あわやのところで飛び降りました。

 

ただ、よく見ると。

 

下で救助しようとしている人たちを、すり抜けて。

 

地面に落下しているんですよね。

 

それでも猫に怪我はなさそう。

 

2階くらいの高さなら、平気なんだ?

 

 

ふと思ったのです。

 

どれくらいの高さまでだったら、平気なのかな?

 

猫は高所から落ちても、わりと平気。

 

それは昔から知られているわけですが。

 

限度というものが、当然あるでしょう。

 

 

4年間に119件の落下事故を集計した、研究があるのです。

 

これによると。

 

平均4階の高さから落下した場合。

 

96.5%が生還しました。

 

が、無傷とはいかなかったみたいで。

 

 

46.2%が、足の骨折。

 

そのうち38.5%が、前脚の骨折。

 

61.5%が、後脚の骨折。

 

4本足で着地しようとするからでしょうかね。

 

やっぱり折れてしまうのですね。

 

 

33.6%が、胸部外傷。

 

これって、なんとなくわかる気がします。

 

猫って、空中で体勢を入れ替えますものね。

 

背中側から落ちはしなくて。

 

なお、7階以上の高さから落下すると。

 

怪我の深刻化に加えて、胸部外傷も増えたそうです。

 

 

話をまとめると。

 

4階の高さならまず死なないが、2匹に1匹は足を骨折する。

 

といったところですね。

 

怪我もせずに、無事に着地できるのは。

 

2階くらいの高さ?

 

 

猫の体重とか、体格とか。

 

そういうのは影響するのかなあ。

 

新之助なんて、体の入れ替えがないから。

 

ボテっと椅子から落ちますスライム

 

ぼたもちが落ちるみたいに。

 

 

新之助はともかく…

 

秋生はてんかん持ちですのでね。

 

発作を起こすと、体の自由が効かないから。

 

それこそどんな落ち方をするか、わかったものではない。

 

大した高さでなくてもね。

 

怪我をする可能性が、あるわけです。

 

 

そういうわけで。

 

彼の部屋からはキャットタワーを撤去しました。

 

高所に登りたいのが、猫の習性。

 

それは百も承知しているんだけれども…