置いておくだけで、危険。
確かにこれって、剝き出しですものね。
岩塩ランプ（ソルトランプ）を愛猫から遠ざけるように、と。
ニュージーランドのとある動物病院が、提言しています。
数日前にこの病院に担ぎ込まれた猫が、食塩中毒に陥っていたというのです。
家に置いてあった岩塩ランプをペロペロと舐めていた。
それが原因だったって。
www.dailymail.co.uk
この子です。
奇跡的に一命を取り留めたそうです。
でも脳細胞が縮み、中枢神経に障害が出てしまいました。
いまは歩くこともままなりません。
geekologie.com
岩塩ランプを抱いている猫の写真が、かわいいって。
何年か前にSNSで話題になったことがありました。
事故が起こった話、私は今回初めて聞きました。
でも考えてみれば、塩の柱が剥き出しになっているわけだからね。
舐めちゃっても、おかしくないですね。
これだけ猫を飼っていると。
猫による関心の違いも、感じることがありますね。
たとえば、みいみい。
彼はニベアみたいな保湿クリームに、やたら関心を示すのです。
五郎。
彼は消炎剤のメンソールの匂いが好きなんですよ！
だから無臭でヒンヤリする成分がないものを選んで買います。
致死性がある毒とかじゃないにしても。
ペロペロ舐めるものでも、ないしさ。
猫は、幼児と同じで。
何でも触る、口に入れる。
危険の概念を持たないので、仕方ありません。
大人（飼い主）が、遠ざけるしかないですね。
そういえば。
犬猫が誤飲したから、塩を飲ませて吐かせる。
聞いたこと、ありません？
昔は獣医学の教科書にも書いてあった方法らしいんですけどね。
今ではダメとされているようです。
異物を飲み込んだ後に吐かせる処置として塩やオキシドール（過酸化水素）を飲ませる方法がよくインターネットなどに書いてあることがありますが、それはとても危険な方法になります。（中略）一昔前の獣医師の教科書にも同じように塩やオキシドールを飲ませる方法が記載されていましたのでその方法がインターネット上ではまだ正しい方法とされているのだと思います。現在では注射薬による催吐処置がもっともリスクの少ない方法と言われています(www.lizaniho.jp)
アイリスプラザに、ありました。
こういう話ですね。
＜もしも異物を食べてしまったら＞
誤飲したら飽和食塩水を飲ませましょう速やかに吐かせる事が重要です。飽和食塩水を作り、猫の体重１kgあたり２～４mlくらいを強制的に飲ませます。５割の猫はこれで嘔吐します。(www.irisplaza.co.jp)
5割の猫は吐きます、って。
じゃあ、残りの5割は？
塩水だけ飲んじゃって、どうなるの？
そこが問題なのでしょう。
今日の睨めっこは、どちらが勝つかな？
（十中八九、秋生です）