意外と安く、できるものなのですね。

それなら自分も作るか? となると…


nypost.com

米国ノースカロライナ州に住む夫婦が、猫の
クローンを作ったと話題になっています。

この子、シナボン2世。

初代シナボンは、19歳まで生きたんですって。

新婚当初に保護した初代のことが忘れられず
科学の力に頼ることにしたというのです。

そのほかに六匹飼ってきたなかでも、初代は
特別な存在だったんだって。



その気持ちは、わかる。

私も一番最初に飼った準ちゃんに似た子を
昨年迎えたのだし。

いまでも、準や帝に似た猫はいないものかと
ついつい探してしまう。

外見だけのこととは、わかっていても。



クローンを作る手順としては。

まず所定のキットを購入して、動物病院で
その子の皮膚と唾液のサンプルを採取。

それをクローン製作会社に送って、6ヶ月で
クローン猫が誕生するそうです。

だから生前から用意する必要があります。



費用は、総額2万5千ドル(約270万円)。

遺伝子を保存するだけなら、1600ドル
(約17万強)。


www.nytimes.com

クローン製作を請け負ったのは。

歌手で女優のバーブラ・ストライサンドの
愛犬のクローンを作ったのと同じ会社。

Viagen Petsだそうです。

以前は倍の5万ドル必要と、聞きました。

値下げした?



犬猫以外に、馬のクローンも作っています。

Viagen社のサイトには、クローンを依頼した
飼い主の声が結構載っているんですよね。

実験段階ではないんですね。

完全に実用・商用化されているんですね。



費用のことは、さておきですよ。

読者の皆さんだったら。

……作ってみたい?



帝の名前を決めかねていたときにね。

また準と名付けることも、一度は考えました。

でも獣医師に言われたんです。

それはやめたほうがいいよ酒井さん、って。

新しく迎えた子の人格ならぬ猫格を、認めて
あげないといけませんよって。



帝はハチワレ柄まで準に似ていました。

でも性格は全く違いました。

当たり前のことなんですけどね。

クローンでコピーできるのは、外見だけ。

性格は一頭一頭異なります。



外見だけ似ていれば、満足できるだろうか?

クローンは生命倫理の問題でもあるのでね。

正解となる考え方が、あるわけではないけど。

猫を亡くして悲しい気持ちは、わかる。

もう一度あの子と、という気持ちもわかる。



でも、私だったら…

やらないかな。


帝が死んで、来月で一年になります。