猫の正常なお腹と異常なお腹、見分け方を
ご存知ですか?

今日は我が家の猫たちに、それぞれ実例に
なって貰いましょう。



ペトことで、面白い記事を読みましてね

まず、正常なお腹からいきましょう。

お腹の皮が弛んでいるのは、正常です。

お腹から後ろ足の付け根にかけての部分が伸びたようになっていて、歩くと左右に揺れるほどたるんでいる猫ちゃんもいますね。この猫のお腹の部分の皮膚がたるんでいる部分のことを「ルーズスキン」(Loose Skin)と呼びます。


「後ろ足の付け根にかけての部分が伸びた」
まさにうちの五郎ちゃんですね。

実際、この子は細身で体重も軽い。



みいみいも、ルーズスキンですね。

スコやマンチカンは、ルーズスキンと脂肪が
間違われやすい猫種であるそうです。

この記事の書き手によると、子猫には
まだルーズスキンがないのだと。

私も経験上、そう思います。



こちら、生後数週間のみいちゃん。

たぷつきがありませんでした。

それにしても。

立派に成長してくれたものです。



じゃあ、肥満は?

ご覧の通りです。

垂れ下がった部分に、何か入ってる。

胴体が伸びているのに、この体格。

タプタプが脂肪だとすると、これは
肥満の兆候といえそう。



触れてみると、よりはっきりします。

皮膚が伸びでいるんじゃなくて、脂肪を
摘めるんですよ。

ルーズスキンはその名が示す通り、皮が余っている皮膚を指します。通常は触った時に皮膚の皮以外は触知できません。もし、脂肪が触れた場合は肥満の可能性があります。(前掲)




では…

病気で腹水が溜まる場合は?

これだと、腹部がパンパンに張っているから
指で摘める部分がないんです。

例えるなら、水風船。

昨夏、ウェット型FIPで経験しました。

腹水が溜まるのでウェット、なわけです。



今見返しても、悲しい写真です。

この異様な膨らみ方、わかります?

猫の腹水というものを、それまで見たことが
(幸いにして)なかったものですから。

これを見ても、肥満なのだと当初は
勘違いしていました。

違いました。

帝の体はガリガリに痩せ細っていました。



他にも腹水が溜まる病気はあります。

お腹の膨らみ具合に違和感を覚えたら
よく観察してあげてくださいね。

うちの五郎とか新之助みたいな短毛種だと
見るだけで違いがわかることがあります。

長毛種の場合は見えづらいから、実際に
触って摘んでみるのがよいでしょうね。



それを許してくれるかどうかは。

また別の問題としてあるわけですが…


帝がFIPで早逝して、来週で半年になります。